防草シートを貼る時に使う除草剤と固定ピンの失敗しない選び方【DIYで施工時の必須道具】

防草シートを貼る時に使う除草剤と固定ピンの失敗しない選び方【DIYで施工時の必須道具】

防草シートの貼り方を以前記事にて紹介させていただきました。コツを掴んでしっかりと手順を踏んで防草シートを貼らないときっちりと防草シートとしての機能を果たしてくれないということがわかってもらえたかと思います。まだ読んでいない方や防草シートの貼り方を知りたいという方はまずはこちらを御覧ください。

今回は上の記事でさらっと解説をしたDIYで防草シートを貼る際に使ったほうがいい施工道具を解説します。除草剤や固定ピンなどは特に種類がおおいのでどれを選んだらいいかも初心者では検討も付きません。今回は貼る場所に応じた固定ピンの選び方や防草シートを貼るときに効果的な除草剤などのお話をしていきます。

毎年多くの農業系の展示会に赴き多くのメーカーの方と話す機会の多い管理人が、メーカーの方から聞いたお話や農業資材問屋さんの営業の方からの情報などを踏まえて、自身が働く資材やでの人気のものなどをご紹介します。防草シートを貼る時は是非参考にしてみてください。

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防草シートを貼る時に使う道具

防草シートを貼る時に使うものをまとめると以下のものが必要となります。

  • 鋏やカッター:防草シートをカットするため
  • スコップ:除草で根まで根絶させるため
  • ハンマー:固定ピンを打ち込むため
  • メジャー:固定ピンを打ち込む場所に印をつける
  • ペンやチョーク:同上
  • 固定ピン&ワッシャー:防草シートを固定するため
  • 防草シートテープ&接着剤:効果的に防草シートを貼るため
  • 除草剤:防草シートを貼る場所の除草のため
  • 防草シート:主役です

防草シートの選び方はまた違うお話になってくるので、別の記事でご紹介しています。それではそれぞれ簡単に説明をしていきますがその前に簡単に施工する手順を頭に入れておきましょう。

  1. 防草シートを貼る場所をしっかり除草し整地
  2. 防草シートを敷く
  3. マーキングして固定ピンを打つ
  4. 防草シートテープなどで仕上げ

この手順で使う順のご紹介していきますが、スコップや鋏、カッター、ハンマーなどはどこにでもあるもので特に選び方なども必要ないので省きます。

防草シートでも使える鋏
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ゴムハンマー
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防草シートを貼る時に使う除草剤

まずは一番大切とも言える整地につかう除草剤です。この除草作業でいちばん大切なのは文字通り根絶やしに除草をすることです。除草剤には大きく分けるとこちらの3つに分類されます。

  • 茎葉処理剤
  • 土壌処理剤
  • 上2ついいとこ取りのハイブリッド

簡単に説明をしますと、

茎葉処理剤

草木に直接かけて使うタイプの除草剤で液体のタイプが多いです。土に除草剤がまかれても成分が不活性化して植物の根からの除草成分吸収や種に作用することがなく、雑草を枯らした後になにか植える場合にとても有効的な除草剤です。基本的に効果が出るまでも早く効果が出るという即効性はあるものの持続性はありません。

  • 生えている雑草直接かけて使う
  • 種や根に効果なし
  • 短期間で素早く枯らす(数日)
  • これから生えてくる雑草に効果なし
  • 効果は1~2ヶ月しかもたない
茎葉処理剤一覧
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土壌処理剤

地面に撒いて使うタイプの主に粒状の除草剤です。このタイプのものは植物の根から薬剤を吸わせて枯れさせる除草剤となるため、これから生えてくる雑草に効果があります。直接葉っぱや茎にかけても効果はありませんが地面に落ちると効果を発揮するため枯らしたくないものが近くにある場合は注意が必要です。

  • 地面に撒いて使う
  • 根から枯らす
  • 草丈を大きいと効果が薄い
  • 枯らしたくないものがある場合は使えない
  • 効果は6ヶ月ほど
  • 使用して1週間ほど経って効果が出始める
土壌処理型除草剤一覧
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ハイブリッド型除草剤

こちらは茎葉処理剤と土壌処理剤の特徴をいいとこだけとったという最高の除草剤です。葉っぱにかけて根まで枯らしたり根から吸収して葉っぱまで枯らします。土にも成分が残留ししばらく効果が持続します。時間をかけずに根絶やしにするのにおすすめの除草剤です。

  • 雑草に合わせた濃度で直接かけるもの地面にまくものがある
  • 草木を根から葉から枯らす
  • 草丈が大きいと効果が薄い
  • 数日で枯れ始める
  • 効果が3~6ヶ月持続

どのタイプが防草シートの施工に適切か

これは言うまでもなくハイブリッド型ということになります。雑草を根絶やしにしてから防草シートを貼るのが好ましいので、これはわかると思います。

とはいえ長期間スパンで考えるのであれば茎葉処理剤を使ってから土壌処理剤で根絶やしにしたり、茎葉処理剤を使った後スコップなどで土を耕し根を回収する、または草刈りをしたあとで土壌処理剤を使うなどの方法もあります。

ただ選ぶのも面倒くさい、手っ取り早く教えてという方はとりあえずラウンドアップを使いましょう。かけたものを根絶やしにするタイプのハイブリッド型で名前もかなり有名な人気商品となります。

ラウンドアップ

かけたものを完全に枯れさせる除草剤で葉っぱにかけて根まで効果があります。ただ基本型は土に落ちると成分が分解されるためハイブリッド型でありますが持続型ではありません。AL3のタイプは地面でも3~4ヶ月雑草を抑制する効果があります。予算が許すのであればAL3のタイプを選びましょう。

ラウンドアップ AL 基本型
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ラウンドアップ AL3タイプ
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防草シートに使う固定ピンの場所別選び方

実は防草シートの固定ピンとひとえに言っても様々な形や長さがあり、正直迷うことが多いと思います。まずは形だと大きく分けると以下の種類があります。

  • U字型固定ピン
  • J型固定ピン
  • 極太アンカーピン
  • 大頭釘

U字になっているピンから釘のように真っ直ぐなものなどありますが、実は施工する地面の状態によってどれを選べばいいのか決まっています。そして長さは地面の柔らかさなどで判断します。柔らかく軟弱な地盤ではできるだけ長くしましょう。

詳しく説明していきます。

U字ピン(角型固定ピン)

Uピンとも言われます。一般的によく使われるのがこのタイプ。このUの上の部分に平たいシート(ワッシャー)を挟んで止めとしての役割を向上させるのが基本的な使い方でワッシャー付きのものが多いです。

もちろんより長く、より太いほうが抜けにくくなります。施工しやすいようにピンの先端が尖っているので施工しやすく、頭部分は角型になっているため打込んだ後も極力邪魔にならないようになっています。

シートの上に砂利やマルチング材を載せる時に使用します。U字型ピンは2箇所とも地面にしっかりと刺されば高い強度を持たすことができます。しかし、2箇所ともうまく入らず途中で曲がってしまうこともあります。地盤が固い土地には不向きです。

長さは15cmか20cmが基本的によく出るサイズだそうで、あとはワッシャーが黒か緑か防草シートの色で決めるのがおすすめです。

  • 一番使われるタイプ
  • 防草シートの上に砂利やマルチング材を使い場合に最適
  • 施工しやすい
  • U字のものとコの字のものがある
  • 地盤が硬いと曲がって刺さらない
  • 基本はワッシャーとセットでつかう
防草シート用U字ピン
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J字型ピン

地面に刺さりやすく、U字型より施工性が高いので無駄になるロスが少ないです。また、鉄の量も少ないのでU字型より安く購入することができます。

  • U字と同じ感じで使う
  • 安価で大量に買いやすい
  • ハンマーで打ち込みやすい
  • U字よりは強度が落ちる
防草シート用J字ピン
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極太アンカータイプピン

こちらは鉄素材のものやプラスチック素材のものがあります。とにかく打ち込む部分が太く丈夫になっているので地盤が固い場合に便利です。

また上のように抜けどめの返しが付いているものがありこのタイプのシャークアンカーといわれるものは非常に人気です。鉄タイプのものは打ち込みやすいように叩く部分が曲がっていますが棒状のため打った後は目立ちにくいです。

プラスチック素材のものは丸く平たい頭をしておりワッシャーは必要ありません。また平たいためハンマーで叩きやすいです。

  • 打ち込みやすい
  • とにかく太く丈夫で硬い地面用
  • 返しがついているものは抜けにくい
  • シャークアンカーが人気
防草シート用アンカーピン
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シャークアンカー
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大頭釘

まるで建築で使う釘のような形をしていますが、このタイプの防草シートの固定ピンは打った後目立ちにくく人気です。またこの釘タイプの固定ピンは施工時に土中の石を避けながら打込むことができます。

  • 石や異物などを多く含む地面におすすめ
  • 固く太いので硬い地面に
  • 打った後の釘が目立ちにくい

防草シート用補修テープ

防草シート専用の強力粘着テープです。基本的には防草シートを重ねて使う場合に防草シート同士をくっつけるテープとして使いますが、他にも様々な用途として使えます。

防草シートを貼った後のメンテナンスは防草シートを長持ちさせるために必要なことなので、防草シートを貼った場合は絶対に持っておきましょう。早めに補修することが長持ちの秘訣です。

  • 防草シート同士を重ねて固定
  • カットしたシートの端のほつれ予防
  • 破れたり穴が空いた場合の補修
  • 固定ピンの上から張って目立たなくする
  • 防草シートに合わせた色を選ぼう
防草シート用補修テープ
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防草シート用接着剤

こちらも粘着テープと同じような使い方ですが、補修というよりは施工に使います。シートの間に使用して風邪や種、光の侵入を防ぎ効率よく防草シートを長持ちさせることができます。

ピンでは構造物のギリギリに打ったとしても少しの隙間ができますが、接着剤であれば壁際に塗ってシートを止めれば隙間をピタッとくっつけられます。

使う部位によってテープと接着剤を分けてもいいですが、ピン+テープ+接着剤という組み合わせがやはり効果的に防草シートの力を発揮させます。

防草シート用接着剤
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パイプカバー

次はちょっとニッチな便利アイテムといったものです。太陽光発電の現場などで使用される単管パイプ防草用のカバーです。防草シートとパイプ付け根の隙間から光が入って雑草が生長するのを防ぎます。

パイプカバーを施工したら防草シートテープで完全にくっつけることで光を遮断します。

防草シートパイプカバー でか丸君
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まとめ

今回は防草シートの貼る時に使う道具の選び方を説明させていただきました。除草剤や固定ピンは特に多くの種類があって悩んでしまうのでこの記事を参考にしていただければと思います。

  • 除草剤は余裕があればハイブリッド型
  • それでもまよったらラウンドアップAL3型
  • 固定ピンは普通のご家庭であればU字ピン20cm
  • 防草シート補修テープは絶対貼った後も用意する
  • 貼った後のメンテナンスは大切

防草シートを何を選んだらいいかわからないという方はとりあえずザバーンを選びましょう。ザバーンについても記事を書いていますので、よろしければご参考にしてみてください。

防草シートの選び方とおすすめは用途によって分けて記事を書いたので読んでみてください。

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