防草シートの施工におすすめアイテム
防草シートで失敗しないためには雑草を抑えたい場所や使い方やメンテナンスによって、どれくらい持つか変わってきます。防草シートの施工ミスは、防草シート本来の防草効果が得られないとかすぐ劣化して取り替えなきゃいけなくなったなどの事態を招きます。
そのためにしっかり敷いて、メンテナンスもできるアイテムをご紹介します。
除草剤
まずは整地に必要な除草剤
特に今は除草剤について話そうと思っていないので、とりあえず一番有名なサンフーロンがおすすめ。
説明:成 分 グリホサート イソプロピルアミン塩41%
非選択制茎葉処理移行型
農林水産省登録 第18814号 除草剤
主成分はアミノ酸系で、葉から入って根まで枯らす除草剤です。土に落ちると除草効果を失うので、種まき・苗の植付け前の使用もOK!農林水産省登録を取得しており、多くの作物に農薬登録があります。
ジェネリック農薬なので、品質・効果は高いのに同レベルの除草剤よりもお求めやすい価格となっています。
固定ピン
意外に何を選べばいいのかわからない固定ピン。
ざっと説明すると、以下の種類があります。
1.角型固定ピン
Uピンとも言われます。一般的によく使われるのがこのタイプ。このUの上の部分に平たいシート(ワッシャー)を挟んで止めとしての役割を向上させるのが基本的な使い方。
もちろんより長く、より太いほうが抜けにくくなります。施工しやすいようにピンの先端が尖っているので施工しやすく、ピンの頭部分は角型になっており、打込んだ後も極力邪魔にならないようになっています。
シートの上に砂利やマルチング材を載せる時に使用します。U字型ピンは2箇所とも地面にしっかりと刺されば高い強度を持たすことができます。しかし、2箇所ともうまく入らず途中で曲がってしまうこともあります。地盤が固い土地には不向きです。
メリット
・安い
・強度がまぁまぁ高い
・らくらく施工ができる
デメリット
・地盤によっては刺さりにくい
長さは15cmか20cmが基本的によく出るサイズだそうで、あとはワッシャーが黒か緑か防草シートの色で決めるのがおすすめです。
2.J字型ピン
地面に刺さりやすく、U字型より施工性が高いので無駄になるロスが少ないです。
また、鉄の量も少ないのでU字型より安く購入することができます。
3.極太アンカーピン
標準ピンの三倍の太さ!杭のようにガッチリしたピンとなりますので、地盤の硬い場所への施工に最適です。
4.大頭釘
釘タイプの固定ピンのため土中の石を避けながら打込むことができます。
防草シートの固定ピンの間隔などの防草シート施工についてはコチラ
粘着テープ
防草シート専用の強力粘着テープです。ピンの上のピン隠し、シートの合わせ部分でのシート同士の接着、防草シートの補修、シートの端と縁石等を張り合わせるのに用います。
おすすめの使い方としては防草シートを剥きだしの状態で使う場合に、固定ピンと併用することでピン穴からの雑草も効果的に防ぐことができます。
接着剤
こちらも粘着テープと同じような使い方ですが、補修というよりは施工に使います。
シートの間に使用して風邪や種、光の侵入を防ぎ効率よく防草シートを長持ちさせる。
防草シートを貼る際にコンクリート部などに接着させ効率をあげる。
ピンでは構造物のギリギリに打ったとしても少しの隙間ができますが、接着剤であれば壁際に塗ってシートを止めれば隙間をピタッとくっつけられます。
使う部位によってテープ、接着剤を分けてもいいですが、ピン+テープ+接着剤という組み合わせがやはりいちばんです。
パイプカバー
次はちょっとニッチな便利アイテムといったものです。太陽光発電の現場などで使用される単管パイプ防草用のカバーです。防草シートとパイプ付け根の隙間から生える雑草を抑えまるためにカバーをします。どちらにせよ防草シートテープで完全にくっつけるのがおすすめ。
さて今回は防草シートを敷くさいとメンテナンスするときに便利なアイテムをご紹介しました。
とりあえず密封をキーワードに防草シートは扱うべきかなと思います。
用途別防草シートのおすすめと比較
※今回の内容は防草シートについてある程度知っていることを前提におすすめしています。防草シートについて知りたいという方はこちらのブログを読んでください