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催芽とは?塩水選から催芽までの流れとおすすめの催芽機をご紹介!

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水稲栽培や野菜栽培でとても大切な催芽。作物を育てている方なら催芽という言葉をよく聞くかもしれませんがいまいち何が催芽なのかって分かりづらいですよね。

また催芽の前に行う浸種とう作業と催芽の作業を混同している方もよくいらっしゃいます。簡単にいうと催芽とは作物の種からあらかじめ芽を出させることです。

今回はそんな催芽について水稲栽培目線で浸種との違いや催芽で使う催芽機についてお話していきます。

年間数多くの農業資材メーカーさんとお話する機会の多い管理人が資材メーカーの営業さんから聞いた話や自身が働く資材屋でのお話・人気などを踏まえてお話していきます。

浸種と催芽とは?その違いは?

催芽と浸種の違い

まずは浸種と催芽について簡単に説明すると

  • 浸種:種籾に水分を吸収させて芽を出しやすくすること
  • 催芽:種から発芽させること

となります。

ですので作業的にはひとまとめに考えても問題はないかと思います。結局水につけてから発芽させるわけですので。

催芽を行うメリット

種なら蒔いておけば芽はでるのに、なぜわざわざ催芽を行うのでしょうか。簡単にメリットをあげると

  • 発芽までの時間が短縮できる
  • 種の発芽のタイミングを揃えられる

となります。人の手により発芽をさせるので発芽までの時間が自然環境よりも短縮され、発芽にいい環境を作るため種による個体差がでにくく発芽時期も揃えられます。また種を巻いてしまうと鳥などに食べられたり病気などに侵されたりすることもありますが、それらの心配もなくなります。

塩水選から催芽までの手順

催芽までの手順の流れは

  1. 塩水選:良い種を選別する
  2. 種子消毒:種を病気から守るため消毒
  3. 浸種:水分を種に含ませ発芽しやすく
  4. 催芽:発芽させる

となります。簡単に説明していきます。

塩水選

塩水選

塩水選とは良い種を選別する作業で、しっかりと栄養が詰まっている種を塩水や硫安液につけて浮いた種を除き、沈んだ栄養の多い思い種を選ぶ作業です。比重液は塩水の場合1.13(水20Lに塩約5kg)になるように作ります。その後発達障害が起きないようにしっかりと真水で洗いましょう。

種子消毒

塩水選した種をしっかりと水洗いして種子消毒をします。いもち病、ばか苗病、もみ枯細菌病などから守るために消毒します。薬剤による消毒と60度のお湯に10分つけるという温湯消毒があります。その後は軽く乾かします。

浸種

乾かした種を浸種します。ここで積算温度(毎日の平均気温を日数で合計したもの)を当たりをつけて水に浸けるため水の温度をつかい日数を計算します。

水の平均温度×日数=積算温度

となります。積算温度の当たりは100℃とする例がおおく、そうなると水の温度が15℃の場合は

15xX=100(大体100℃)

となり日数は大体7日となります。12℃の場合は8日間です。低水温だと発芽率が落ちるため10℃以上15℃未満にしましょう。

温湯消毒の場合は毎日水替え、薬品消毒をした場合は薬剤安定のため最初の2~3日は同じ水でその後は3日毎に水を替えます。水替えの際に種籾の上下や位置などを動かしどの種籾も均等に水が含まれるようにしましょう。

催芽

催芽は上でもお話したとおり種を発芽させることです。具体的には

30~32℃の温度で1昼夜寝かせて芽を1mm程度出させる

ことです。その芽が1mm程度でた状態をハト胸状態といいます。ちょくちょく種籾の状態を確認して芽の状態が適正状態で催芽を終了させましょう。

催芽とは

温度が高すぎると細菌性の病害が発生しやすくなるので温度管理が非常に重要となります。
稲の出芽遅延や不揃いは催芽がうまくできていないことが多いので、均一に種籾がハト胸状態になるように催芽機などを使いしっかりと催芽を行いましょう。

次に注意点ですが、催芽に気をつけなければいけないポイントがあります。

催芽注意ポイント

  • 温度管理をしっかりとする
  • 発芽をしすぎないようにする
  • 濡れているだけでも発芽が進むので注意
  • こまめに確認し種の状態をよく確認する
  • こまめに天地返しをする

催芽には催芽機(芽出し機ともいわれる)がよく使われ、催芽機を使うことで注意ポイントがいくつか軽減されます。催芽機とはそのまま催芽を行いやすくしてくれる専用の機械で種子消毒機能がついているものや大体の催芽機には酸素供給機能がついています。

催芽機の自作やお風呂で催芽

水槽にポンプを付けた自作の催芽機やお風呂で催芽をしている人もいらっしゃいます。自作の催芽機を作った動画を見つけましたので貼っておきます。

お風呂場で催芽をする場合は種籾を常に確認することが必要となります。お風呂で行う場合は上に上げた注意点の他に以下の点に注意しましょう。

  • 温度管理をしっかりする
  • お風呂から上げた後の予熱でも根が伸びるので要注意
  • お風呂場で催芽すると種籾からカビが発生することもある

ですが、基本的には浴槽の上下で温度差が出たりして一定温度を確保しづらいのですが、一年に一回しか使わないのに高い催芽機を買ってられないという方はお風呂場などで催芽をしています。

その他稲作の流れはこちら⇒【育苗方法】水稲栽培と畑作の育苗の流れと作業に使うおすすめ便利アイテムをご紹介

おすすめの催芽機

それではおすすめの催芽機をご紹介していきます。というより一択です。人気実力ともにNO1なタイガーカワシマさんのハトムネ催芽機アクアシャワーシリーズです。

ハトムネ催芽機 アクアシャワー タイガーカワシマ

今まで曖昧だった積算温度や催芽時間が液晶画面に表示されるため作業の進行具合を確認できます。空焚き防止機能と温度過剰防止機能の安全機能も搭載した人気の催芽機。種籾に必要な酸素の補給と水温管理ができ、理想のハト胸状態が簡単にできるようになります。

型番がいくつかありますが、催芽する籾殻の量によって選ぶ機種が変わってきます。個人の方からプロの農家の方までおすすめできます。

型番最大籾量(kg)
AQ-10040
AQ-15060
AQ-20080
AQ-250100
AQ-300120
AQ-500200

アクアシャワーシリーズの使い方はこちらの動画を見てみてください。

催芽機を中古で探す・売る

催芽機の中古

中古で催芽機を探すのであればやはりオークションや中古市場でしょう。有名なものだとヤフオクやメルカリなどがあります。もちろんお近くに中古屋があるのであれば店舗に赴いてみましょう。

ただいちいちいろいろなサイトを巡回して探すのは面倒ですよね。そのようなときはある程度のサイトを一括で見れるまとめサイトみたいなもので確認できます。

例えばオークファン というサイトはヤフオク!・Amazon・eBay・フリル・楽天など、国内外のサイトの値段を一気に調べることができますので使ってみるのをおすすめします。アカウントをつくっておけば(無料)過去6ヶ月間の落札相場を調べることができて、さらにヤフオクなどでほしい農機具の中古品を探して購入もできます。

逆に売りたい場合は、まず大体いくら位になるのか知っておきましょう。とはいえ近くの農機具屋をさがして持っていくのは重量物であればあるほど面倒です。ですが農機具を無料で見積もり査定してくれるサイトが幾つかありますのでそちらで幾らになるか見積もりをとってみましょう。

これらのサイトが有名です。2つとも査定を出してみるのも比較できておすすめ。直接人に合わないため値段が合わない場合も断りやすく、さらに持って帰る手間もないのが便利です。

まとめ

さて今回は催芽についてまとめました。

種を蒔くまでの過程は

  1. 種籾を塩水選により選別
  2. 消毒
  3. 浸種で水分を含ませる
  4. 催芽で芽を出す
  5. 種まき

という流れになります。

催芽はとにかく温度に気をつけ種籾の状態をちょくちょく確認しましょう。種籾がハト胸状態になったら催芽終了です。

催芽はお風呂場や自作の催芽機をつくっていらっしゃる方もいますが、基本的には催芽機が使われていて、管理人がおすすめできる催芽機は一択でタイガーカワシマさんのアクアシャワーシリーズです。

播種について播種機を使った種まきはこちらをご参照ください。

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