建築・土木 現場

工事現場や工場の騒音対策!トラブル軽減の為のおすすめの防音パネルとは

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騒音。農業や建築現場、工場などで働いている方で、この言葉を全く気にしたことのない方はいらっしゃらないのではないかというくらいの言葉ですよね。以前管理人が働いていた工場は夜9時以降は残業をしてはいけませんでした。なぜなら騒音の問題でご近所に迷惑がかかるから。まぁそれ以前に夕方5時に終業時間で夜9時まで残業させるのはいいのか?という話は今回は関係ないのでおいておきましょう。

騒音で調べてみると過去に上の階の子供の足音がうるさいとのことで慰謝料が発生したケースもあるようです。生活音もそうですが、工事や農業機器の音などはご近所のクレームやトラブルの元になることは間違いありません。

ただお仕事をする方も納期や作業場音はしょうがないというもの。特に発電機やコンプレッサー、ハツリ作業の音などはどこの現場でも切っても切れません。

今回はそうした問題の少しでも解決になるアイテムをご紹介します。数多くの展示会にできるだけ顔を出し、様々なメーカーさんからお話をきくことのおおい管理人がおすすめできるお話です。

騒音に対するクレームと法律的解釈

騒音での慰謝料とクレーム事例

環境省の調べによると、騒音に関するクレームや苦情が自治体に来る件数は年々増えてきており、全国で1万6000件以上になっているようです。そのうち建設作業に対するものが36%、工場などに対するものが28%、店舗等の営業等に関するものが10%となっているようです。こう見ても建築現場や工場で半数を超えています。

先程あげた裁判例は住宅同士の場合ですが、工場の騒音の場合は事業者に130万円もの賠償を認めた事例や解体工事には90万円の賠償を命じた事例もあるようです。そうなってくると仕事なんだからと簡単に済む話ではないことがわかりますよね。会社に多大な請求が来ることがあるのです。

騒音ってどっから騒音?

騒音と言っても仕事で発する音すべてが騒音ですべてが慰謝料が請求されるというわけではもちろんありません。ではどこがボーダーラインなのでしょうか。

それは「騒音が受忍限度をこえているかどうか」らしいです。これが法律上の許容範囲を超えているかどうかの基準となるようです。

受忍限度とは”人が社会の中で生活を営む以上、他の者が発する騒音にさらされることは避けられないのであるから、その騒音の侵入が違法というためには、社会生活上、一般に受忍すべき限度を超えているといえることが必要である。”という曖昧なもの。

それが超えていると判断された場合はほぼ慰謝料確定ですが、超えていないと判断された場合は慰謝料は発生しません。ただやはり基準が曖昧なためできるだけ対策はしておきたいもの。騒音が受忍限度を超えていない場合でも、周辺住民への理解を得るためにできるかぎりの防音対策を行うことが望ましいです。そうすることで規制基準を守り慰謝料の請求を断りやすくなります。

東京都の騒音の規制基準(地域によって違います)

  • AM6-AM8:60デジベル (普通の会話の声)
  • AM8-PM8:70デジベル(蝉の鳴き声)
  • PM8-PM11:60デジベル(普通の会話の声)
  • PM11-AM6:55デジベル(静かな事務所内)

工場や事業所の敷地と隣地の境界線において計測した騒音の音量が上記の音量以内であることが規制基準となっています。

少しでも現場や工場の騒音を小さくできる防音パネルとは

では農業や建築現場または工場ででる騒音の元はなんでしょう。それは皆様おわかりの通り発電機、エアコンプレッサーなどの電動工具です。現場などではハツリ作業ですね。どう考えても使わざるを得ない建機なので、使わないというわけでは行きません。ですのでそれらの音をできるだけ小さくするのがセオリーとなります。

防音パネル

防音パネルというものを皆様御存知でしょうか。簡単に言うと音の元である建機をパネルで囲って音が漏れないようにすることで騒音を最小限に留めるものです。最近では壁に貼る防音パネルやオフィスのパーティションなんかも防音機能があるものがありますよね。

メーカーさんや展示会などから直接実際に物をみてお話をきいた管理人がおすすめできる防音パネルをご紹介したいと思います。どんなものがあるか見ていきましょう。

おすすめの防音ボックス

ミノリ・サイレンサー

ますは三乗工業株式会社さんが出しているミノリサイレンサー。発電機やコンプレッサーなどの騒音の元にかぶせて音を最大50%をカットできるパネルです。しかも国土交通省NETIS登録でVE評価をとっております。ハツリやブロア・ポンプ、鍛造機、プレス機などに実績があります。
まずは動画で見てみましょう。

特徴としては

  • かぶせるだけで耳障りな騒音を最大50%カット
  • 一人で簡単組立約30秒
  • コンパクトに折り畳めて厚さが約20cm

特殊な防音構造の遮音パネルに騒音を乱反射させることでより効率的にパネルにせ接しさせ吸音を実現します。

ミノリ・サイレンサーHPより参照

ミノリ・サイレンサー MES-B8070

こちらが標準となるタイプです。小型移動式発電機の防音、ハツリ作業の防音などに使います。作れるスペースは1100x1100の1.2平方メートルです。

重量:11kg
使用時サイズ:幅1100x長さ1100x高さ800mm
収納時サイズ:幅1100x長さ200x高さ800mm
使用可能発電機:幅550x長さ550x高さ550まで、出力2.3kVAまでの発電機を推奨

スペースが足りない方には1枚パネル、2枚パネルの追加パネルもあり、2.1平方メートル、3.1平方メートルにすることができます。

ハツリ専用の部分防音ができるものもありますが、使い捨てなのでご注意。使うときはパネルの中で使います。

他にもサイズが大きいパネルやトラックのあおりタイプの防音パネルもありラインナップが豊富です。防音パネルで調べるとまず一番に出てくるのでそれだけ人気があることがわかります。また実際に展示会でみたときも沢山の人が集まり注目していました。まず間違いない防音ボックスでしょう。

テクセル セイント FX-1000シリーズ

テクセルSAINTは有名なプラスチックのメーカー岐阜プラスチック工業の商品です。軽量で丈夫なテクセルという素材を使った防音パネルとなります。
こちらも工場内の騒音発生源を囲うだけで騒音をカット。スタンダードタイプとハイスペックタイプが有りハイスペックタイプはテクセルが2層になっています。

こちらの特徴はなんといっても発電機用のものがあるということ、小ネタですが、じつは発電機に従来のものを使ったところ発電機から発する熱でパネルがダメになってしまったらしく、その末に発電機などエンジン付き機器に対応する耐熱仕様「FX-1000HR」を新たにラインナップしたようです。わかりやすく排気面と熱対応のパネルには書いてあるので間違えることはありません。

まとめ

いかがだったでしょうか、騒音はトラブルのもとであり最悪慰謝料が発生してしまいます。できるだけトラブルを避けるためにも騒音を抑えるよう工事や現場に励みましょう。

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