前回様々な原因の水漏れとその対策についてご説明させていただきました。その中で何度か出てきた言葉、「補修テープ」。
補修テープを調べると様々な用途のものがでてきて、各メーカー特徴がそれぞれあります。その中で補修テープと呼ばれるものがいくつかのパターンに別れているのに気づきましたか?
今回はそんな補修テープについてのお話です。
水漏れの原因と対策についてはこちら⇒水漏れ・雨漏りの原因別対策と緊急の場合の補修・修理の方法
実際に様々な建築資材を扱う管理人がメーカーさんや代理店の営業さんからおすすめや実際に売れている物をご紹介します。
水漏れに使う補修テープの種類
実は水漏れに使える補修テープは以下に分けることができます。
- 自己融着テープ(ブチルテープ)
- 防水補修テープ
- 水道用ラップテープ
簡単に特徴を言うと防水補修テープは普通のテープのように粘着性がある部分でくっつけて補修していきます。他の2つはテープそのものには粘着性がありませんが、伸ばしながらテープとテープを重ねることでくっつくテープです。
どれも防水で緊急対策につかえるテープとなっています。
どれも補修部をしっかり巻きつけテープを巻くことで水漏れ対策に使えます。購入する際にしっかりと自分が使いたい用途に合っているかどうかを確認いたしましょう。
これらは個人でちょっとした補修などに使えるテープとなっています。ただ雨樋など外にある場合や中で合ってもすごく冷える場所や逆に熱くなる場所には使えません。そういったところに使うのにおすすめのテープを今回はご紹介します。
万能防水補修シート
今回は上でもご紹介した自己融着型のブチルテープに耐候性などを付け外でも施工できるようにした止水・防水のすべての状況に使える万能防水補修テープをご紹介したいと思います。それがこの2つ!
1.タイセイ ファストフラッシュ
タイセイという目地材が有名な企業の防水補修シートです。ブチル粘着材とEPDMを全面に採用する事で紫外線に強く、マイナス40℃から90℃の厳しい温度条件でもひび割れが発生しません。また柔軟性がある為、波板形状などいろいろな形状にも使え、万能防水・補修シートとしてリピーター続出!実際かなり人気です。
カラーは黒とグレーがあります。ブリックレッドは昔はあったのですが、今はなくなっています。
2.馬場商店 EasyFlash
プリーツ状になっているので、カンタンに伸ばせるため凸凹への追従性が抜群!
アルミの上にコーティングをしており腐食にも強いため、世界中で10年以上の使用実績がある耐久性・腐食耐性の優れた防水補修シートです。
カラーはダークグレーと茶色となります。
それぞれの比較
どちらも雨樋の補修、煙突周り、ドレン周り、排気口、排水管、ジョイント、カーポートなどの水漏れ、雨漏りに最適な防水シートとなります。
ブチルの上にアルミニウムその上に耐久素材をコーティングという作り方をどちらもしているため、差はないかと思います。凸凹がある場合はプリーツが使いやすいのでバレーがある屋根などはイージーフラッシュの方が使いやすいかもしれません。
施工方法
どちらもカッターやハサミで簡単に切れて、剥離紙を剥がして貼り付けます。その際くっつける素材の清掃を良くしてキレイにし乾燥させてください。
馬場商店さんのイージーフラッシュのHPには使い方が詳しく書いてあります。
まとめ
今回は水漏れ、雨漏りにおすすめの補修テープをご紹介しました。もちろんお値段が安ければ悪いというわけではありませんが、総合して長年使えるということんどコスパを考えた場合、今回ご紹介したファストフラッシュとイージーフラッシュはかなり良いものだと思います。
どちらも実績がありかなり人気の商品です。プロの業者の方から個人の方まで客層にも幅があるものとなっていますので、是非試してみてください。