雑記

Yahooの優良配送や楽天のあす楽は嘘?届かない理由とネットショップの裏

※この記事はプロモーションを含みます。

日本は世界でもレベルが一番高い配送を行ってくれます。Yahooショッピングの優良配送や楽天のあす楽、Amazonのお急ぎ便など次の日には発送というものが存在します。とはいえ次の日に発送されない、全然届かないということも比例して起こっています。

もちろん買ったサイトが詐欺サイトの可能性もありますので、その見分け方はこちらの記事へ。

今回は元ネットショッピング対応経験者で、現在も周りにネットショップ経営をしている人が多い状況の管理人が、いつまでも届かない謎や解決方法、なぜそんなことが起こり得るのかを詳しくお話していきます。

この記事でわかること

  • Yahooの優良配送、楽天のあす楽とはなにか
  • ネットショッピングの種類と仕組
  • ネットショッピングで頼んだものがまだ届かない理由とチェックすべきこと

優良配送やあす楽とは?

まずは大手ショッピングモールの配送サービスを並べると

  • Yahoo優良配送
  • 楽天あす楽
  • Amazonお急ぎ便

の3種類が有名です。どれも簡単に説明していきます。

Yahooの優良配送とは

Yahooショッピングの優良配送とは簡単に言うと早く届くサービスです。最短お届け日が注文日+2日の商品で、出荷遅延率が 5%未満の商品が優良配送商品となります。裏側をみると、これは店舗側が商品を注文日+2日の商品で設定し、遅延率が5%未満のものに自動的に優良配送のマークが付くというものです。

楽天あす楽とは

こちらは最短で翌日に商品が届くという超快速の配達サービスです。ショップが設定した時間までに注文を確定し支払いも完了すれば、翌日に届きます。

裏側ではショップが商品のあす楽対応のON/OFFで商品ごとに設定ができます。ただこちらは2024年6月30日(日)をもって、あす楽はサービスは終了となります。もちろんこれは2024年問題と言われる配送問題を加味してとなります。配送業者の闇については法人限定商品の個人宅配送不可の記事でも書いています。

Amazonのお急ぎ便とは

Amazonにも配送サービスがありますが、2種類あって

  • 当日お急ぎ便:注文した当日に届く
  • お急ぎ便:通常は3日以内に届く

の2つがあります。どちらもAmazonプライム会員であれば無料で選択できますが、違う場合も追加料金で選択ができます。お急ぎ便は前日23:59分まで、当日お急ぎ便はお昼の12:00までに注文、支払い完了で選択可能です。

裏側のお話をすると、これができるものはAmazonが自社の倉庫でその在庫を確保しているものが、お急ぎ便として選べます。これにハテナとなる方もいらっしゃるでしょう。自社の倉庫で在庫?全部Amazonが持っているんじゃないの?と。これを知るにはネットショッピングのカラクリを知らなければなりませんのでお話していきます。

もちろんAmazonだけでなくYahooショッピングも楽天ショッピングにも当てはまるカラクリとなります。

ネットショッピングのカラクリ

今でも多いのが、楽天やYahooがすべての商品を売っていると思っている人です。もちろん購入するにあたっては大した問題でもないので知らなくてもおかしくはありません。ですが楽天、Yahoo、Amazonは基本的に

様々な会社が1つのインターネットショッピングモールで各々販売している

という業態となっています。なのでイオンモールにDAISOやUNIQLOが入っているようなものです。ここまで理解したら次はこの2つの種類の店舗があることも覚えましょう。

  • 商品在庫を自社に持っている店舗
  • 商品在庫を自社に持っていない店舗

の2つのパターンがあります。この時点でびっくりする方もいらっしゃるでしょう。それぞれ説明していきます。

自社に在庫を持って販売している店舗

自社に在庫を持っている店舗は、その商品を作っているメーカーか、莫大な資金力がある店舗が多くあります。在庫を持っているため、在庫数や配送の管理がしやすくお客さんからするとしっかりとしていて安心できます。

メーカーであれば商品についてなにか質問があっても基本的になんでも答えてくれて、保証などもしっかりとしています。また在庫を持っている店舗は返品や交換などの対応もスムーズに進み、あまりストレスなくお買い物ができますが、反面決められた商品しかないため、あれもこれもと選択しにくく決められた範囲でしか購入できないことが多いです。

優良配送などをしやすいのが、このような店舗の商品ということになります。Amazonや楽天は自社の倉庫でよく売れる商品を自分のショッピングモールの店舗から徴収し、自社倉庫に置くことで優良配送を可能にしています。

じゃあ全ての店舗がAmazonや楽天の倉庫に置けばいいという考えが出ると思いますが、実はAmazonや楽天のそれら倉庫に商品をおいておくのに倉庫料金などがかかってきます。なのであまり売れない商品は倉庫料だけ取られマイナスになってしまうのです。

自社に在庫がない店舗

在庫を持っていないのに表示上並べている店舗があるというのは想像しづらいかもしれませんが、現在では珍しくもなんともありません

在庫がない店舗はなんなんだ!という人もいるかも知れませんが、在庫を持っていない店舗にもお客目線から見てのメリットもあります。それは豊富な商品量です。在庫を持つとなるとどうしても数は少なくなり、ニッチな商品は揃えられません。ただ在庫をメーカーにまかせ、メーカーと契約をして表示をして売っている店舗は年に1、2個しか売れないものまで商品として並べられます。ニッチなものは探すだけでもとても大変です。つまりニッチなものを探している人には気軽に買える店があるというメリットが生まれます。

ただ反面在庫や納期が不確定なことが多く、欠品や廃盤ということもよくあります。そして個人宅配送不可があって優良配送がしにくいのがこのタイプの店舗です。

まずはチェックしよう、荷物が来ない理由

さて、ここまででネットショッピングの仕組みと優良配送サービスについて理解したところで、肝心の荷物が届かないという事案に焦点を当てていきましょう。荷物が来ない理由として考えられるのは

  • 詐欺サイトや悪質サイトで購入してしまった
  • 店舗からの案内メールに気づいていない
  • 商品が優良配送対応ではない

というパターンがあります。大抵どれかに当てはまっています。それぞれ説明していきます。

詐欺サイトや転売ヤーサイトで買ってしまっている

大手ショッピングモール以外で買ってしまった場合はこの可能性があります。詳しくはこちらの記事でお話していますので読んでください。

ただ大手ショッピングモールで買ったから問題はないというのも間違いです。というものコロナ禍でネットショッピングの需要が増えて多くの転売ヤーが、当時審査が甘々だったYahooショッピングモールに進出してきてしまいました。彼らも在庫を持たず販売をしているのですが、上の在庫を持たない店舗と違うところがあります。それは

並べている商品のメーカーや代理店とも契約がない

ということです。そういったところは他の大手ショッピングモールやECサイトで売っているものを自分の店舗に並べており、基本的に問い合わせなども適当なところが多いです。レビューが悪くても個人でやっているのであまり気にしていません。見分け方は会社概要をみて住所や電話番号が個人のものっぽかったら転売ヤーサイトの可能性が高いです。Googleマップなどで住所を調べてみるのも手です。

店舗からの案内メールを無視してしまっている

基本的にネットショッピングで買った場合、店舗からの連絡はメールでくることが多いです。電話だとお互いが電話に出れるタイミングしか連絡が取れないためスムーズに進まないことが多いからですし、なによりテレフォンショッピングではないからです。とはいえ緊急な場合などは電話が来ることもあります。ですので知らない電話番号だからといって無視しないようにしましょう。

その案内メールですが、楽天やYahooなどに登録したメールに通知が来たり、迷惑メールボックスに行ってしまっている場合があります。おや?と思った場合はチェックしましょう。メールは

  • 商品に不備があった
  • 欠品や廃盤があった
  • 配送に関しての問題がある

等の場合が多いです。受注承諾メールや発送通知もメールできますので、基本的に買ってから商品が届くまではメールをチェックするクセをつけた方がいいです。そのメールを返さないと注文は保留状態となり発送されませんので注意しましょう。

商品が優良配送対応品ではない

なんでもかんでもすぐ発送されると思っている人も一定数いますが、そんな事はありません。そのような人が個人宅配送不可商品の増加や2024年配送問題の引き金になった要因の一つです。

ですので、その商品がそもそも優良配送対応品ではないことがあります。その場合は当たり前ですが、1日や2日では届きません。事前に予約商品ではないか、納期がかかる商品ではないか、商品名や商品説明などをよく見ましょう。

できれば購入する前にこれらをよくチェックし、購入をしましょう。それで解決できる場合があります。ただこれには当てはまらず、ただ単にしっかりしていない店舗ももちろん存在します。ただその場合大手ショッピングモールではペナルティポイントがたまり、店舗の商品の掲載順位などが落ちていくように設定されています。また最悪の場合はBANされ退店させられます。

まとめ

今回はコロナ禍以降増えてきたネットショッピングの裏側とそれによって発生する優良配送サービスの関係をお話しました。基本的にショッピングモールには在庫を持たない店舗と在庫を持っている店舗、そして転売ヤー店舗があります。

在庫を持っている店舗は優良配送などに対応しやすく、持っていない店舗は対応していない場合が多いです。転売ヤー店舗は優良配送と謳っていても、嘘で優良配送されないことがあります。事実店舗の評価を上げるために嘘の出荷納期を設定し嘘の優良配送商品を多く並べているところもあります。最近Yahooではそのことについて店舗に、これから優良配送について厳しくみていくと通知がすべての店舗にあったほどです。

また商品のページをよく見て、本当に優良配送商品か、メールボックスを見て店舗から連絡は来ていないかをチェックしましょう。

アドセンスマルチ

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