田んぼの水路やU字溝のジョイントからの水漏れ補修用アイテム!誰でも簡単に農業用水路補修できる

田んぼの水路やU字溝のジョイントからの水漏れ補修用アイテム!誰でも簡単に農業用水路補修できる

稲作をおこなう田んぼは水の管理がとても重要となります。その重要な水の出し入れは田んぼの脇にあるコンクリートの農業用水路からしています。

基本的にはコンクリートのU字溝をつなげて作られていることが多いです。近くに田んぼがある方や米農家さんなどには当たり前の景色ですよね。ただその接続部やコンクリートのならではの劣化や亀裂などが起こると当たり前ですが水漏れを起こします。

そうなってくると水田の水不足や稲の発育にかなり影響がでてしまいます。ですので実は農家さんにとって田んぼの横に流れる用水路のヒビ割れの補修はマストになってきます。今回はそんな用水路の水漏れ補修を誰でも簡単にできてしまうおすすめ資材をご紹介します。

年間多くの建築資材メーカーや農業資材メーカーの営業さんとお話する機会の多い管理人が営業さんから聞いたお話や自身が働く資材屋で話題になったものや人気のものをご紹介!これで田んぼの用水路の補修はバッチリです。

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U字溝や田んぼの水路の水漏れ補修って必要?

上でも説明したように農家さんにとって水漏れ補修は必須事項です。実際に用水路を補修する前と後では

  • 圃場の乾きが良くなる
  • 田起こししやすい
  • 中干しがよく乾く
  • 稲刈り作業にすぐ入れる

などの利点が実際に農家さんから寄せられています。水漏れを直して水の入りだけでなく水を抜くのにも効果がでており田んぼを乾かしやすくなったとの効果もでています。

それにより作業効率があがり田んぼが干されるのを長い時間待たなくてもいいのはかなり嬉しいですね。

そんな用水路の補修は昔から行われてきたモルタル補修と補修テープを貼って補修する2つの方法があります。もちろん簡単にできてしまう今回の目玉は用水路用補修テープを使った方法となります。

それではそれぞれ比較していきましょう。

モルタル補修

水漏れモルタル補修

基本的にコンクリート補修といえばモルタル施工が行われています。その流れとは

  1. 補修部の草刈り・掃除
  2. 目地処理でモルタルを充填する隙間を開ける
  3. 清掃
  4. 水路の乾燥
  5. 補修箇所の目印として布テープを貼る
  6. モルタルの接着をよくするためのプライマー塗り
  7. モルタルを目地に塗り込み
  8. 布テープを剥がす
  9. 乾燥

といった手順を取ります。もちろんこちらの方法でも補修は可能ですがモルタルをつくる必要があり

  • モルタル
  • モルタルつくるバケツ
  • 刷毛
  • プライマー
  • コテ
  • 鏝板

などを用意する必要があります。こちらでももちろんきちんと補修はできるのですが、素人にはなかなか難しい処理があります。ヒビが1cm以上ある場合は補修テープを使った補修でもモルタルを使わなくてはいけないのですが、それでもやはり用意するものや施工方法がプロ向けになります。

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補修テープを使った補修方法

こちらは補修テープを貼ってヒビ割れをなくしていくといつ施工方法です。素人でもきれいに簡単に仕上げることができ長期間に渡って止水・防水機能を保ち続けることができます。それが信越化学工業さんが作っているアグリパッチシールです。

信越化学工業 アグリパッチシール

なぜこれがおすすめかというと

実際にプロの方や農家さんにかなり人気があるから

というのが1番の理由となります。他にも

  • 耐熱性・耐寒性があり-40~180度まで使える
  • 耐久性・耐候性抜群で17年相当
  • 施工後の伸縮に強い
  • 耐炎性があり火に強い
  • シリコーン素材で食品にも使われるため田んぼなどにも安全
  • 施工が比較的簡単

というメリットがあります。誰でも施工ができると謳っている手順はどうなのかというとまずは用意するものは

  • アグリパッチシールキット
  • アグリパッチプライマー
  • コーキングガン
  • ヘラ・刷毛・ブラシなど清掃道具
  • カッター・はさみ

となります。アグリパッチシールキットにプライマーもついてほしいと若干思いますが、ほかはモルタル施工方法でも必要なものとなります。ただ注意点としてヒビや補修部の溝が1cm以上ある場合はモルタルで埋めなくてはいけません。

補修方法の手順は

  1. 補修部掃除
  2. 目地隙間補修
  3. 目地シーリングを塗る
  4. プライマー・コーキング剤
  5. シートを貼り付ける
  6. 端部処理

となっています。手順だけ見るとモルタル補修の手順とあまり変わりはありません。詳しく説明します。

補修手順

1.目地部洗浄

土やコケなどをきれいに取り除いてきれいに洗浄する。その後完全に乾燥させる。乾燥させないとうまく施工できません。

2.目地隙間補修

水路のひび割れや欠けがひどい場合、または目地の幅・深さが1cm以上の場合は、専用モルタルで隙間を埋めます。

3.目地シーリングを塗る

備え付けのダンボールを目地上に置き両脇にバックアップ材を貼る

4.プライマーを塗る

刷毛でバックアップ材を貼った内側にプライマーを全体的に均一に塗る。その後乾くまで乾燥させる。そのあとその上にコーキング剤をヘラで全体に均一に塗る。

5.シートを貼り付ける

水路、U字溝の寸法を巻き尺などで測り、シートをその長さでカットする。
シートを目地が中心になるように貼り付ける。カーブの部分は空気が入り浮きやすいので注意し隙間がないようにしっかりと貼り付けます。
その後ゴムハンマーなどでシート全体を叩き、しっかりと貼り付け、隙間を埋め、バックアップ材を剥がす。

6.端部処理でシーリングを塗る

端部シーリングをシートの周りに塗る。シートとその周り施工部1cmくらいずつ余分に塗る。
十分乾燥させて完成。(最低24時間)

注意点として、必ず施工部を乾燥状態で補修を行います。また目地シーリングと端部シーリングを間違えると施工がうまくできないので、間違えないようにご注意下さい。わかりやすい施工の動画がありますので載せておきます。

アグリパッチシールキット
created by Rinker
アグリパッチシール用プライマー
created by Rinker

他にもある用水路目地補修シート

他のコンクリートU字溝補修

アグリパッチシール以外にも他にも似たようなものがありますがアグリパッチシールと使い方や規模が変わってきます。それがこの2つ

  • マルチメンテシート
  • サンタックIB

の2種類です。アグリパッチシールとの違いを簡単に説明すると、マルチメンテシートはアスファルト素材シールでガスバーナーで裏面を溶かして補修部に貼っていき、防草効果も期待できる。サンタックIBは2mくらいの長さからの規格で比較的大きな用水路を補修するときに使います。

それぞれ説明していきます。

マルチメンテシート

こちらは宝機材というグレーチングを作っている会社が作っているものです。道路の素材であるアスファルトをゴムシート化した補修テープで丈夫で耐久性が高いのが売りです。他にも

  • 耐久性が高い
  • シール裏面を溶かしてくっつけるため凸凹にもピッタリくっつく
  • 芽止めテープと併用で防草効果さらにアップ
  • 簡単施工
  • 金属にも使える
  • 重ね合わせて貼っても使える
  • 田畑用水路にも使える

というメリットがあります。必要なものは

  • マルチメンテシート
  • 革手袋
  • ガスバーナー
  • 刷毛・ローラー

です。ガスバーナーは特殊ですが、ほかはそんなに珍しいものではありません。そして施工手順は

  1. 施工箇所をよく掃除する
  2. 乾燥させプライマーを塗る
  3. 端をバーナーで炙り位置を見ながら貼る
  4. 位置が確認できたら残りをバーナーで炙り接着
  5. 手で抑えて固定
  6. くっついたら強力に粘着させるため端をさらにバーナーで炙り、全面を炙り完了

という簡単なものになります。動画もあるので見てみてください。

マルチメンテシート
created by Rinker

サンタックIB-Mジョイント

こちらのシートはかなり大掛かりな規模の用水路の補修に使います。全面工事するよりは施工を短期間で終えることができるとかそのようなレベルです。シートの長さが2m~10mあり用水路が大きい場合に便利シートになります。

施工にはプラスチックアンカーを打ち込んで固定させるため、他のものより本格的な工事が必要となります。補修手順は

  1. 補修箇所の清掃
  2. 補修部分のマーキング
  3. プライマーを塗布しコーキングを塗る
  4. シートを貼る
  5. ハンマードリルで穴あけしアンカーで固定
  6. 端部をシリコーンで仕上げ

大きな用水路以外には使わないかもしれませんが、かなりしっかりと固定するため安定性や耐引き裂き性があります。また以外に特殊な工具などは使わないので施工も簡単です。

サンタックIB-M
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まとめ

今回は用水路の補修に焦点をあてて見ました。
コンクリート補修などはたくさんあるのですが、なかなか水路に特化して補修できるものってないので、こちらはぜひおすすめです。

誰でも簡単に施工ができるというのがポイントですので、ぜひともお困りの際は試してみてください。できるだけ時間とお金をかけずに水路補修できるに越したことなしですね!

家庭用の基礎部のコンクリートのヒビ割れなどの補修対処はこちらの記事へ

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