農業で絶対に必要なもの、そして気を使わなくてはいけないものは「水」です。ただ水は天からの恵みで、いつもあるものとも限りません。日本は比較的水が豊富な方ですが、飲水だけでなく、お仕事で水を使う方たちは水の管理や干ばつなどに敏感になっていることと思います。
基本的に各地域に溜池やダムなどある程度自治体で水の管理を行っていますが、それだけでどうにかなるだろうと楽観視するのは危険です。
最近農業従事者や一般家庭でも、雨水タンクや貯水タンクを家においてありもしものときのため、家庭園芸や農業などで使うため水を貯めています。
今回はそんな農業でつかう貯水タンクのお話です。実際農業関係の資材を扱う管理人がおすすめをご紹介。実際の売れ筋を踏まえて、お話をしていきます。
農業用の水の確保の必要性
熊本県の沿岸地域では、地下水の塩水化が進んでおり、灌水用の水の不足を引き起こしています。各農家は共同井戸から水をトラックで運搬して水の確保をしているようですが、労力がかなり大きな負担となっているようです。
また干ばつによる水不足も天気なのでしょうがないものの、だからといって確保をしておかなければなりません。基本的に各地域農業用に貯水を行っています。基本的に地域名と農業用ダム貯水率でダムの水量をある程度把握することができます。
「〇〇県農業用ダム貯水率」で検索。
ただ地域だけに任せておくのも不安があるますよね。梅雨などのうちに雨水を貯めておきそれを使われる方も多くいらっしゃいます。タンクや貯水槽などは農業用水・農薬・液肥の貯蔵や運搬、さらには非常時用の貯水などさまざまな用途で活躍します
ではどんなものが使われているのでしょうか。
農業用貯水槽・タンクのおすすめ
スイコー スーパーローリータンク
ローリータンクのスタンダードモデルで、耐衝撃性・耐久性に優れた液体運搬用タンクです。農作業における散水防除用や工事における作業用水用に有用な有名メーカーのタンクとなります。
一般的には100-1000リットルのものがよく出ています。
ナショナルマリンプラスチック くみたてそう
組み立て分解が簡単にでき、使わない時は軽量でコンパクトに収納できます。 ターポリン使用で耐久性に優れております。また高周波溶着加工による優れた気密構造となっているので水漏れがしにくくなっています。 補修も簡単!
農業用以外にも飲料水用や工業用、消防用などの種類があり、水の漏れにくさや生地の厚みが違います。簡単にくみたてそうのそれぞれの種類の違いを説明すると、農業用は記事が一番薄く水を入れると少し生地に水が滲んでくるような生地で0.6mmほどの厚さとなります。工業用と消防用は厚さが1mmあり水が滲むこともありません。
工業用と消防用くみたてそうの違いは消防用は水を排出する排出口があり、工業用は薬液などを入れることも想定しているため排出口はありません。
飲料水用は食品衛生法に基づく規格で生地を加工しており、その名の通り飲水を入れる専用になっています。
各種類アオコ発生なども防ぐためにキャップなどもオプションとしてあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。干ばつ以外にも水を大量に運びたいときやある程度貯めて使わなければいけない時などにも重宝する貯水タンク、貯水槽。今現在人気で売れ筋の物をご紹介してみました。
それでは快適な農業ライフを!