板金つかみ箸の種類とメーカーのおすすめ

板金つかみ箸の種類とメーカーのおすすめ

板金屋さんに必要不可欠な金切鋏と掴箸。板金屋さんは基本的にすべて手作業となるためこれらの道具は必需品です。職人という部類に入るのでなかなかこだわりが道具選びにも出てきますよね。前回板金金切鋏の種類とメーカーの選び方とおすすめをご紹介しました。

板金金切鋏の種類とメーカーのおすすめ

今回は掴箸の種類と選び方を簡単にご説明したいと思います。あくまで数多くあるメーカーさんから資材屋のわたしが直接お話したことがあったり展示会などで目にしたメーカーさん中心になりますが自信を持っておすすめできるものをご紹介します。

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つかみ箸とは

ものすごく簡単にいうと、鉄板を折り曲げるための工具です。どんなふうに折り曲げたいかによって選ぶものが変わってきます。ただ火造り箸のように熱い鉄を持つものもつかみ箸の種類に入ってくるので例外もあります。

板金つかみ箸の種類

まずはどのようなときに使う箸があるのかをみてみましょう。基本的に鉄板を折り曲げるものですが、どのように折り曲げるかで選ぶ箸は変わってきます。また力が加えやすい首長や奥のものを曲げる鷲型など特殊なものも存在します。

つかみ:折返しのつぶしなど強く掴む場合につかう

平つかみ:板金の曲げ加工のときの必需品

菊絞り:板材の端に絞りを入れていく水切りや軒天・窓廻りの役物の細かい曲げ加工によく使います

火造りはし:平型と丸形があり掴むものによって形を選ぶ、熱いものをつかむ

八千代折り:鉄板を鋏で切断せずに折り曲げて箱型に加工する

谷折り:折り紙などでもよくつかう谷折り用の箸

盛光さんのカタログには簡単な使い方の写真も載っていたのでご紹介します。

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つかみ箸の素材

こちらも金切鋏同様いろいろな素材で作られています。基本的耐久性を重視して素材を選びましょう。

  1. クロームメッキ:クロムメッキ仕上げで耐久性がアップ、大麻も性に優れ傷もつきにくい
  2. モリブデン:従来の鋼材にくらべ、強度・耐久性が優れていて過酷な使用にも耐えうる素材です。
  3. ゴールドチタンコート:ステンレスにチタンコーティング
  4. ステンレス:錆びにくくメンテナンスが簡単

また「黒染め」というものもありますが、こちらは素材ではなく一種の防錆加工となります。表面を覆うメッキと違って表面処理をするため摩耗しても剥がれないという強みがあります。かなりハードに使う場合は黒染めがおすすめです。ここで小ネタですが、盛光さんのつかみ箸の黒仕上げのものは通常のものより若干飲み込みが深くなっているようです。

板金つかみ箸のメーカー

盛光

金切鋏の方でも紹介した盛光さん。種類が豊富で様々な素材のなかからお好みのものが選べるのでやはり最初にこちらで探してみるのも手です。モリブデンシリーズはとくに人気で売れており、やはり板金工具の初手としては盛光さんは間違いないでしょう。

東北エスパル

こちらは掴むというよりはロールをご紹介します。つかみも鉄板を折り曲げるものですが、ロールも折り曲げるものです。ただつかみ箸より折り曲げることに特化しており、こう折り曲げると専門的にできるのがロールです。ハンド折り曲げ機では東北エスパルさんの右に出るメーカーはなかなかないでしょう。

東北エスパル ロールバッタ 標準品 TE-A19

東京一光

こちらはあまり聞いたことがない方も多いかもしれません。東京といってますが現在は新潟県の三条市にあります。こちらは造り手の方と直接お話をさせていただいたことがあり、日本一を自負していらっしゃいました。実は種光さんにおいてある掴みはほぼ東京一光さんのものだという話です。ただ職人さんがたった一人しかおらず作ってもらうにも時間がかなり必要です。ただ職人さんらしくまったくの妥協もせず、最高の一本を作り出します。たしかにシンプルなつかみ箸ですが、キレイに芸術的な形をしております。日本最高というプライドと自信の一本はぜひおすすめです。

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まとめ

いかがだったでしょうか。聞いたこともあるメーカーやツカミの種類があったとはおもいますが、知らないものもあったのではないでしょうか。様々なメーカーがひしめく板金業界がこれからもどんどん盛り上がっていくことを願っています。

管理人おすすめの東京一光というブランドもぜひ使ってみてください。まずは見た目の美しさに驚きます!

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