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盛光の最新金切鋏は最強を関するにふさわしい最高の一丁!ハイスM1DLCの特徴

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先日東京にて板金業界の大手の盛光さんの展示会があったので行ってきました。毎年盛光さんの展示会には行くようにはしているのですが、今回は事前の告知で新商品の金切鋏があるとのことで、それがみたいがために出席して色々お話を聞いてきました。

現在プロの方が使う金切鋏(もしくは板金鋏とも言います)数多くありますが、種光さん、盛光さん、直徳さんなどはかなり有名なブランドとなり多くの方が愛用しています。その中でも現在でも定期的に展示会を行っているのは盛光さんだけなのでこうやって新商品を見れる機会をいただけるのは助かります。

年間数多くの建築資材や工具メーカーの方や職人さんをお話をする機会の多い管理人が、そこできいた生の情報をや自身で働く資材屋での口コミなどを踏まえて比較・感想をお話します。

今回発表されたハイスM1DLC金切鋏の「DLC」とは

謳い文句にある「最強を纏え」との言葉にあるようにDLCコーティングをされたハイス鋼材の金切鋏です。DLCコーティングとは

  • D・ダイヤモンド
  • L・ライク
  • C・カーボン

の略でダイヤモンドとグラファイト(黒鉛)の両方の良さを持っているコーティング方法で、以下の特徴があります。

  • 高硬度:ダイヤモンドの比率を変えて非常に硬くもできる
  • 滑りが良い:潤滑油にもつかわれるほど滑りが良い
  • 錆びにくい:炭素が主成分のためDLC自体は錆びない
  • 耐食性:化学的に安定しており他の物質と結びつきにくく、錆びにくく腐食されにくい
  • 低攻撃性:ダイヤモンドの比率を少なめにすると、摩擦時に相手側の傷や摩耗が少なくなる

なので自動車部品や医療器具、ゴルフクラブなど幅広く使われている素材です。

金切鋏としてのDLCコーティング

ハイスM1の金切鋏にこのDLCコーティングをすることでの特徴は、まずはこのカッコいい真っ黒なマットなボディを筆頭に

  • 黒くてマットなボディ
  • 鋼材を切るのに最適な高硬度
  • 錆びにくい
  • 耐摩耗性
  • ハイスM1の鋼材にコーティングすることで鋼材自体の靭性
  • 刃にまでコーティングがされている

などが挙げられます。ハイスについてはこちらの記事にも書いてあります。靭性に優れたハイスには錆びやすいという弱点があり、それにDLCコーティングを施すことでその弱点を克服し、さらに硬度も上げた最強の金切鋏となりました。

また何よりもすごいのが、今までのチタンコーティングなどでは考えられなかった刃にもコーティングがされているという点です。ドアップで写真を取ってみました。

刃が剥き出しではなく薄っすらグレーっぽいのがわかりますでしょうか。刃にまでコーティングされていると切断に問題が出るのではないかとも思ったのですが、試し切りもさせてもらえしっかりとスパッと切れました。つまり刃にもDLCの特徴がしっかりと刻まれた最高峰の金切鋏が生まれてしまったということになります。

ただ注意点もあります。それは

研ぎや調整は盛光さん以外できない

ということです。なぜかというとDLCコーティングを金切鋏に施すことに成功したのは盛光さんで、その技術は盛光さんのみが持っているので当たり前といえば当たり前です。研屋に出せは安くはすみますが、DLCコーティングはなくなった刃で戻ってくることになってしますので、必ず研ぎや調整は盛光さんで行いましょう。

ハイスM1DLC金切鋏のラインナップ

こちらの新シリーズは現在のところ

  • 柳刃240/270
  • 横葺切240/270
  • 中厚柳刃270
  • スリム柳刃240
  • 縦切270

の5種類にプラスで、展示会限定で直線切300もありました。ただ今後直線切は造るのにとても時間がかかり、コーティングも難しいため造らないとのことです。

ハイスM1DLCを購入できる場所は

お話を聞いたところ、新製品のためまだまだ供給が追いついていないようですぐに手には入らないそうです。とはいえ板金資材屋さんや卸にはどんどん卸していくとのことなので、そのうち手に入る用になると思います。

インターネットでも調べてみると幾つかの店舗が出しています。とはいえ、こちらの記事でも書かせていただいたように詐欺サイトなどもありますので出来るだけ楽天やYahoo・Amazonなどの有名モールで購入しましょう。値段はもちろん手間もかかっているだけあって高めですが、金切鋏の高級ラインはこれくらいではあるので特に驚くような値段ではありません。

盛光さんの展示会ではかなり定価より安く売っていたので、もし展示会へ行く機会がある場合はそちらであれば一番安く購入できます。

ハイスM1DLC金切鋏シリーズ
created by Rinker

DLCコーティングの鋏を造ろうと思ったきっかけ

今回運良くハイスM1DLC金切鋏を見ているときに、それを開発した職人さんがいらっしゃって色々お話させていただきました。

なぜDLCコーティングに至ったかというと、近年形がほど完成している金切鋏は新しい形はでなく、鋼材も使いつくされている状況にあるようで新しいものというとコーティングになるとのことでした。その中で最強の金切鋏とはなにかと考えて考えた結果、切れ味・耐摩耗・サビにくさを全てを追求するとこのコーティングに行き着くとのことでした。

間違いなく現状では最強の金切鋏をおしゃっていて、造りにもかなり手間をかけています。まずは特徴でも話した刃にまでコーティング。非常に薄いコーティングで最高の結果を偉えるDLCだからこそできる刃へのコーティングはとても難しいそうです。鋏を一旦組んで調整したあとに、分解してコーティングをし、再度組み直して最終調整する必要があるため、手間も2倍以上にかかる職人技の光る一品となっているとのこと。

まとめ

今回は盛光さんの展示会で最新で最強の金切鋏と言っても過言ではないDLCコーティングの金切鋏を見てきたのでお話させていただきました。

ダイヤモンドライクカーボン通称DLCコーティングされた鋏は高硬度・耐摩耗性・サビにくさを備えた最高レベルの金切鋏で、そのコーティングを施されているハイスM1は靭性を備えている鋼材となります。つまり金切鋏としては最高の特徴を備えたものが完成したそうです。

最近は種光さんのコブラシリーズやホワイトパールコーティングや、言わずもがな昔から有名な直徳さんのブルーギガ、そして盛光さんのチタンコーティング、DLCコーティングなど最高を冠するにふさわしい金切鋏がどんどん出てきて板金業界を盛り上げようという熱意が伝わってきます。有名ブランドが盛り上げてくれることで業界自体も盛り上がるので、どんどん新製品をだしてほしいです。

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