以前コンバースの取り替え用インソールである、REACT CUP INSOLE(リアクトカップインソール)についての記事を書いたのですが、今回はその続報という形です。ただ追記として書くには少しボリュームがありそうだったので、別記事として書かせていただくことにしました。
もしノーマルのリアクトカップインソールのサイズ感や感触を知りたい方はこちらの記事へ
今回はREACT CUP INSOLEの新商品であるREACT HD CUP INSOLE(リアクトHDカップインソール)についてです。
いつの間にか出ていたリアクトカップインソールの新商品。HDとは書いてあるのですがどう違うのか、どういった人にどちらがおすすめなのかをレビューしていきたいと思います。
スニーカーが趣味で色々なスニーカーを買って履いてきましたが、最近は歳のせいか履き心地を追求し始めた管理人が実はつい最近まで避けていたコンバースの商品についてお話します。リアクトカップインソールが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
リアクトカップHDインソールのサイズ適応の選び方
こちらはやはりノーマルのリアクトカップインソールと一緒です。今回リアクトHDを使う予定のコンバースのスニーカーはこちら
コンバースとモンクレール、そしてフラグメントのトリプルネームのコラボであるチャックテイラーです。サイズは27.0cmですが、コンバースサイズ表記だと8.5になります。
サイズに関しては上で紹介したノーマルのリアクトカップソールのレビューの記事に書いてあるとおりで今回は27.5用のリアクトHDインソールを選びました。
入れてみた感じピッタリですが、ほんの少しパツパツになった気がします。試しに前回買った28.0のノーマルリアクトソールを入れてみましたがピッタリは入らず少し浮いてしまいました。やはり27.5用インソールであたりのようです。ただ27.5用HDソールをチャックテイラーの27.5cmに入れてみてもまぁまぁぴったりです。すこしだけ隙間がある感じがする程度。
- チャックテイラーCT70 27.5cmには28.0cm用リアクトカップソール
- チャックテイラー 27.0cmには27.5用リアクトカップソール
ただもちろんチャックテイラーの話です。つまりコンバースのスニーカーでもインソールが取れるタイプで日本のものではないという点ご注意ください。
日本のコンバースオールスターのノーマルのもの(アディクトなど以外)などインソールが取れないタイプはソールの上からインソールをかぶせるためサイズを1cmくらい大きめのスニーカーを買ってリアクトカップソールは0.5cmアップのものを買う必要があるかと思いますが、日本のコンバースを買う気がしなくて試していませんので流し聞きしていただければと思います。
ただジャックパーセルの場合はインソールが取れるのでチャックテイラーと同じ考えてOKです。
もとから付いていたソールと比較。リアクトHDのほうがほんの少し大きい感じがしますがほぼ同じサイズでした。
リアクトカップインソールとHDそしてもともとのソールとの違い・比較
いつの間にかでていたリアクトHDカップインソールを見つけてとりあえず最近またチャックテイラーを一つ購入していたので、ついでにHDの方も買ってみました。それぞれ何が違うのか見ていきましょう。
もともとついていたソールとリアクトシリーズの違い
まずはノーマルのソールとの違いを見ていきましょう。チャックテイラーやジャックパーセルのものの話で日本のオールスターのノーマル品は全く違う感じになります。
ノーマルでもともとついていたインソールはヒール側にゴムの上にスポンジを重ねた感じになっており、先端はスポンジのみでできている感じになっており、高反発というよりは低反発に近い触り心地となっています。正直リアクトカップソールとは全く違います。
リアクトカップインソールは日本のコンバースオールスターアディクトに近いソール、HDはジャックパーセルに近いソールと公式では謳っています。
ただジャックパーセルも2つ僕は持っているのですが、それと比べるとリアクトカップソールは硬い感が否めない。チャックテイラーもジャックパーセルもインソールはゴムのような柔らかさがあります。ただリアクトインソールはノーマルもHDも発泡スチロールを凝縮させた感じ(たぶんウレタン)のソールでゴムよりは手で触ると硬いです。
なのでチャックテイラーやジャックパーセルに最初からついているよりは反発力があって硬い感じはします。とくにHDソールはその名の通りノーマルのリアクトカップソールより少し硬いです。もちろん硬いから駄目というわけではありません。
リアクトカップソールとHDソールの違い
下の写真でも分かる通りリアクトHDはジャックパーセルと書いてあることからジャックパーセル用ということなのでしょうか。コンバースの公式サイトでは
リアクトカップソールは
ALL STAR 100に搭載されている軽量性、クッション性、フィット性、通気性を向上させた多重構造のコンバースオリジナル高機能カップインソール。
コンバースの公式サイト
足を包みこむような柔らかな履き心地で快適な歩行をサポート。
リアクトHDカップインソールは
JACK PURCELL RHシリーズに搭載されている、軽量性、安定性、反発性、通気性を向上させた 多重構造のコンバースオリジナル高機能カップインソール。
コンバースの公式サイト
適度な沈み込みにより左右のぐらつきを軽減。優れた反発性により快適な歩行をサポート。
まずはいろいろな角度2つのソールを見てみましょう。
見た目は大して変わりませんが、リアクトカップソールのほうが少し厚みがあるように感じます。それもそのはず表側の文字が書いてある部分の表面が全く違います。リアクトカップソールは低反発のインソールの下に高反発のリアクトソールと重ねて作っている感じで手で触るとクッション性があり履き心地が明らかに良さそうです。
HDソールの方は表面がザラザラしており通気性を重視した形に感じます。クッション性はリアクトカップソールよりは落ちますが、通気性は上がっていると感じます。
クッション性に関してはこちらを見ていただければ一目瞭然です。
厚みが1.5倍位違います。HDソールの方は先の方もウレタンが2層担っていますが、ノーマルのリアクトカップインソールはスポンジとウレタンの2層になっています。たぶんHDソールのウレタン2層ですが上の灰色のほうが若干ですが柔らかく感じるので、クッション性も少しはあるのでしょうがリアクトカップソールと比べると差は出てきます。
横から見るとクッションがどれだけもられているかわかりやすいです。
だいぶわかりやすいですよね。
2つのソールの履き心地と歩きまわってみた感じ
違いをそれぞれ説明してきましたが、実際に大事なのは履き心地と歩きやすさですよね。こちらも実際に試してみました。ちなみに歩きやすさと履き心地って一緒じゃないのと思う方もいるかも知れませんが僕なりの解釈では
- 履き心地は靴を履いている状態で少し歩くだけで立っていたり座ったりしている状態
- 歩きやすさはガッツリ散歩や街散策など歩き回る感じ
でわけています。
履き心地はやはり低反発のクッションが足を包む感じがするノーマルのリアクトカップインソールが上手です。座っていたりが多く、立ち上がってちょっと歩き回ったりするする場合は特に感じることが多かったです。ずっと立っているという状態は正直あまりないのでよくわかりませんがクッション性があることを考えるとノーマルの方が良いと思います。
歩きまわる感じだと両方とも同じレベルに感じました。そもそもコンバースのスニーカーの中でもジャックパーセルやチャックテイラーは歩く用というよりはファッション性が高いものなのでランニングシューズなどに比べると足は疲れます。ただもともとついているインソールに比べて高反発のソールなので歩きやすさは双方とも通常のインソールよりは勝っているでしょう。ただHDの特徴である安定性は正直よくわかりませんでした。クッション性がないということは確かに足が沈まないので安定するとは思うのですが、実感はできませんでした。
そしてHDソールの重要ポイントである通気性ですが、あんまりスニーカーを履いている時のムレを気にしたことが今までなかったので正直わかりませんでした。ただソールの質から言ってもHDのほうが明らかに通気性が良さそうなので夏などはこちらがおすすめかも知れません。インソールに口をつけて息を吹きかけるとHDは突き抜けていきますがリアクトカップソールは息が突き抜けずに溜まる感じになります。
まとめ
2つのリアクトカップインソールを比べてみた感じどちらが良いというのはやはり人によると思います。
リアクトカップインソールが向いていると思う人
- 足を包み込む感じがほしい
- クッション性が少しでもほしい
- 座ったり立って歩いたりが同じくらいある
リアクトHDカップインソールが向いていると思う人
- 低反発が苦手
- 歩き回る事が多く足に汗をかきやすい
- 足が蒸れやすい
といった感じの人たちにそれぞれオススメできます。
ただこのコンバースのリアクトカップソールはコンバースの公式サイトでしか購入できません。そこが難点ですが、コンバースのスニーカーをそのまま履いているよりは確実に良いのでおすすめできます。もちろんチャックテイラーの場合も同様です。コラボものだとインソールも特別な場合が多いので汚したくない人には特におすすめできますよ。
リアクトカップインソールについてはこちら
スニーカー初心者向けのおすすめ各ブランドスニーカー
めんどくさがりのためのおすすめのスニーカー保存法