耐火性があって地震に強いけどリフォームしにくい?2×4工法とは?

耐火性があって地震に強いけどリフォームしにくい?2×4工法とは?

建築の業界だけではなく、最近はDIYの世界でも聞くようになった2×4(ツーバイフォー)という言葉。

なんとなく聞いていましたが、実際どういった意味なのでしょうか。建築業界では木造建築の際によく2×4工法という言葉を聞くと思います。

実際管理人も元が鉄骨系だったため、木造のことはあまりわかりませんでしたが、建築資材を扱う資材屋で働くにあたって無視できない言葉になってきました。

今回は2×4について学んだことをこちらに記事としてまとめていきます。

年間多くの建築系の展示会や建築資材メーカーの営業さんとお話する機会の多い管理人が、それらで得た情報を公開します。今回はツーバイフォーについてです。

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2×4(ツーバイフォー)とは?

2×4工法を学ぶにあたってまず2×4とは何なのか知らなくてはいけません。簡単に言うと、

2インチ(50.8mm)x4インチ(101.6mm)の木角材を使ったもの

です。実は木角材にも企画があって2×2から2×10など様々な企画の角材があります。その中の2×4の角材のことを2×4といいます。そのままですね。

ですが、実際に木角材を乾燥させる工程で38mmx89mmのサイズとなり、実際にホームセンターなどに売っている2×4材は38mmx89mmでの販売となります。ここは紛らわしいですが、要注意です。

細かいことを言えば木を切って作るので多少のサイズの違いはあります。ただこの木材を使ってDIYで机などを作ったり、実際に家まで建てられます。

木造建築での2×4工法

ではまずは焦点を木造建築での2×4工法にしましょう。2×4はアメリカやカナダでよく使われている工法のようです。

先程の2×4材を使って立方体を組み立てていきます。立方体は要は「」ですね。その作り上げた箱をいくつか作り、並べたり積み上げたりして家作るのが2×4工法を使った家の作り方となります。

そうここまできいてピーンと来た方がいるかも知れません。そう。箱を積み重ねて作るため、自由度が低く、ある程度規格に合ったものしか作れないというのがデメリットとなります。

つまりはリフォーム、リノベーションがしにくくなります。もし2×4工法の自宅でリフォームをお考えの際は工務店などに聞いてみましょう。インターネットでも無料でお見積りをだしてくれるところもあります。こういったサービスに登録している工務店はレビューを恐れてしっかりとした仕事をしてくれるので安心できます。

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デメリットをまとめると

  • 間取りを変更するなどの細かな変化に対応ができず自由度が低い
  • 気密性が高く、結露が出やすくなりカビやダニが発生しやすい

と言われています。

では今度は反対にメリットを見ていきましょう。

メリット

  • 規格に沿った箱を組み立てていくため工期が短縮できる
  • 地震や強風に強い
  • 高断熱・高気密

といったメリットがあげられます。これも箱を考えればわかりやすいのですが、もちろん規格に沿った箱を部品と考えて部屋ごとに積み重ねたり、重ねたりするので工期は格段に早くなりますよね。

また出来上がっている箱を積み上げて作っているので、地震や風に強いというのは想像できますよね。簡単に言えばダンボールを切ったり貼ったりして建てた家とダンボールを組み立てて箱にしたものを積み上げて作る家。どちらが衝撃や揺れに強そうかという話です。

実際に阪神淡路大震災の際に2×4の家の99%が簡単な修理をすれば、住むのに問題ないとされ、さらに残りの1%も元々施工ミスだったようです。

また箱を積み重ねるので、隙間ができにくく高気密、高断熱な家になります。それにより空気の流れが抑えられ耐火性も生まれます。ですので2×4の家は耐火性能がいいとよく言われます。実際2×4工法は科学的に地震や火災に強いと実証され、木造建築にして準耐火構造に認定されています。

デメリットとメリットの真偽

さてここまで、デメリットとメリットについて書いていきましたが、いくつか疑問点もあります。

まず2×4工法がアメリカやカナダでよく行われているという点と、よく日本の木造軸組工法と比べられるということです。現在木造軸組工法もほとんどは箱のようなものを作るという方法だそうです。

2×4は木造枠組工法という呼ばれ方もしていて、木造軸組工法との違いは柱だそうです。難しい話をおいておいて、簡単に言うと2×4はしっかりとした柱がなく軸組工法はしっかりとした建物の縦に伸びる1本の柱があるそうです。

またやはり日本と外国の工法の違いで、職人さんの中には2×4は釘でしか材同士をくっつけないためどうしても「大雑把な造り」となると言っている方もいるようです。やはり外国の工法と考えるとその考えはしっくり来てしまいます。

また気密性も木の性質を考えて、どうしても寒さや暑さなどでサイズが多少なりとも変化することで、隙間ができ揺れなどで釘にも振動が伝わり隙間ができていくと言われる方もいます。あくまで地震のない国でできた工法だと。

もちろん僕が2×4工法や軸組工法を使って家を立てたことがあるわけではありませんので、これが本当でこれが嘘だといえませんが、あくまでこういった話があることを頭に入れておくべきだと思います。

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まとめ

あくまで今回は2×4を学ぶにあたって得た情報をまとめたという形になります。

日本で元々使われていた木造軸組工法は木を削りはめ込ませ、金具を使って強度を高めて住宅を作っていく方法で、今回の2×4は木角材で箱をまず造り、それを積み重ねて家を組み立てていく工法と簡単に言えばなります。

正直良し悪しはそれぞれあると思いますが、職人さんの多くは木造軸組工法をすすめるようです。たまに言われる日本の職人さんは2×4工法ができないといったのは今回の説明で、できるだけ簡単に工期を短くする方法というのが伝わったと思いますので間違いであることはご理解いただけると思います。

家を建てる場合やリフォームの際には今回お話したことをよく踏まえて、工務店さんとお話することをおすすめいたします。

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