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苗箱並べや運搬が劇的に楽に!「ベルノ」と「ハコベルコン」

※この記事はプロモーションを含みます。

農業作業の敵といえばもちろん「腰痛」。どうやって作業すれば腰に負担がかからないのかと常に模索して作業している方が多いかと思います。事実管理人の周りにも農作業をしていて腰に負担が来ると言っている方や、すでに腰痛持ちの方はたくさんいらっしゃいます。

今回はただでさえ身体に負担がかかる作業で、きついのに腰にも負担がかかる「苗箱並べと苗箱積み込み」に商店を当ててお話していきたいと思います。

正直に結果だけ行ってしまうと、苗箱の移動や並べるのにはそれ専用の農機具をつかってしまうのが一番です。そちらのご紹介。

苗箱並べ作業

苗箱を並べる作業は殆どの農家さんは手作業で行っていると思います。土の入った播種した苗箱を腰をかがめて並べていくという単調で重労働。

ハウス内にレールを敷いてトロッコで苗箱を運ぶという方法も行われているそうですが、ハウス内にレールを敷いたりするのにお金がかかり一年に一度の苗箱並べのためにレールを敷くというのはかなりの覚悟が必要です。

また自動苗箱並べ機という機械も存在します。これは機械というよりシステムでこちらには莫大なお金がかかります。

なんとか費用を多少抑えられて、作業も楽になるものはないのか。という方にご紹介したいのが「ベルノ」です。

苗箱並べ機 ベルノ タイショー製

近年お問い合わせが多くなっている「ベルノ」。水稲栽培を行っている農家さんであれば、すでに知っている方も多いかと思います。形を見ればなんとなく使い方はわかるかもしれませんが、使い方はメーカーさんのYOUTUBEをみてみましょう。

手作業だと早くても苗箱800枚で2時間位かかっていた作業が、50分くらいで並べきってしまうことができるベルノ。そして立ったままなので腰への負担が少なく、「苗箱並べを今年はやってないようなものだった」という声も聞こえます。

ベルノの特徴として

  • 折りたたみ式で収納・移動が楽
  • バッテリー駆動のため音がうるさくない
  • スピード調整が簡単ダイヤルで操作可能
  • コンベア部が左右にスライドでき、微調整可能

という利点があります。シンプルな使い方で高齢者にも使いやすいようになっています。

ベルノの種類

ベルノは大きく分けて3種類の型式があります。それぞれ何が違うのかと言うと、苗箱を横になればられる数です。

タイショーHPより参照

ベルノ BW-2A

こちらは2列に苗箱を並べていくベルノです。100から200枚を約10分で並べることができます。

ベルノ BW-3A

苗箱を3列に並べていける機種です。130から260枚を約10分で並べられます。

ベルノ BW-4A

こちらは4列に苗箱を並べていく機種です。150-300枚を約10分で並べられます。

使い方などもタイショーさんのHPに動画としてあり、わかりやすくなっています。

苗箱の運搬作業

ベルノで苗箱の並べ作業が簡単になったぁ。と喜んでいらっしゃる方は多いですが、次は苗箱の運搬。

ハウスに並べるときも、ハウスから運び出すときも苗箱をかがんで掴んで軽トラックに運んでいく。

この作業も単調ではありますが、かなりの重労働です。こちらもなんとか楽にできないかと考える方はかなり多くいらっしゃいます。というより全ての方が考えているのではないでしょうか。

苗箱運搬を効率よくする「ハコベルコン」

こちらは農業資材の有名メーカーホクエツさんの「ハコベルコン」。こちらは一人でも苗箱運搬・苗箱並べができる!というコンセプトで開発された農業機械で、こちらも問い合わせや評価がかなり高い資材です。

苗箱運搬作業が1/3の時間でできちゃう

ハコベルコンを使った大農家さんは1時間かかっていた作業をなんと12分で終えてしまったそうです。ただそれは早すぎます。メーカーは大体1時間くらいの作業は20分くらいで終えられるようになっていると断言しています。

今までは苗を一枚づつ剥がしてトラックまで運んで、積み込むという単純作業ではありながら計算すると、1000枚の苗箱の場合、7kgのものを1000往復で5000m歩いて運び終えるという重労働だったようです。それがハコベルコンを使うと83往復の830mの作業で終えることができるという計算になります。

実際の作業風景もありますので、みてみましょう。

苗箱並べもできちゃう

コンベアの先にセンサーがついていて、そこで止めることもできるためBB-352であればコンベアを左右に振り回しながら苗箱を並べていくという事もできます。ただベルノとは違って腰をかがめてはしまいます。

ハコベルコンの種類

簡単に言うと左右にコンベアを触れるか、触れないかで2種類あります。

ホクエツさんHP参照

ハコベルコン BB-352

こちらは左右にコンベアを振れますが、先端部の高さの調整はできません。折りたたむことで軽トラにも乗るサイズになります。

ハコベルコン BB-35STO

こちらは高さ調整はできますが、左右への振り幅はありません。

これで苗積み・苗並べ・苗箱回収が簡単にできるようになります。ただ腰をかがめるという点ではまだ難があります。そこでおすすめしたいのが、

ナエキャッチ NC-2P

こちらは知っている方も多いかと思います。腰をかがめて苗箱を取れるというスグレモノ。

  • 苗箱の移動、持ち上げ時に腰をかがめる必要なし
  • 軽くて持ちやすい
  • 伸縮式なので身長や作業に合わせてある程度調整可能
  • 1本爪と2本爪で用途によって使い分けられる

一時期話題となった人気商品ですが、ハコベルコンを合わせることによって劇的に作業効率は上がります。下の作業をみてみましょう。

これによってハコベルコンの弱点だった腰をかがめるという作業がなくなります。もしハコベルコンを使っているならナエキャッチも同時に使ってみましょう。

まとめ

今まで家族や親戚に手伝ってもらいながらしていた育苗や田植えなどの作業。近年はトラクターや催芽機などどんどん新たなものが開発されて作業効率も上がってきています。その中でも苗箱並べは移動して、かがんで、並べて行くという重労働で人海戦術を駆使して片付けていくというものだったけど、こちらのタイショーさんのベルノを使った人は手放せないとまで言う人が多い人気商品です。

またベルノと使いみちは違えと苗箱の移動という面でとても便利なハコベルコン。こちらも作業を効率良くする人気農機具です。

2台導入はなかなか難しいですが、1台づつでも、この際思い切って導入してみてはいかがでしょうか。

アドセンスマルチ

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