農業

トラクターでの作業に必須!暑さや雨対策用日除けの種類と後付できるおすすめ

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田んぼや畑は作物をすぐに植えられるわけではなく、植える前に作物が無事に育つように土を耕して作物にとって快適な状態にしなくてはいけません。昔とは違いすべて手作業ではなくトラクターなどでやる方も多いと思います。

とはいえすべてのトラクターに屋根がついていたりキャビン型になっているわけではありません。そのようなトラクターで作業をしていると頭上の日差しや急な雨などで作業に支障が出てきます。帽子など服で対策を使用にも中々難しい。

今日はそんなときに取り付けるトラクターの日除け用の庇になるものをお話していきたいと思います。

年間数多くの農業資材メーカーさんとお話をする機会の多い管理人が、各メーカーさんから聞いたお話や情報を踏まえてお話します。これを読めばトラクターの日除けについてわかります。

まずは覚えようトラクターコクピットの種類キャビン、キャノピーとは

まずはトラクターのトラクターの種類について覚えておきましょう。トラクターのコクピットは大きく分けると

ポイント

  • キャビン型
  • キャノピー型
  • 安全フレームのみのむき出し型

に分けることができます。簡単に説明していきます。

まずはキャビンですが、こちらには小屋という意味もありコクピットを囲うように外から密閉されていているものを指します。

キャビンタイプのトラクター

次にキャノピーのタイプはキャノピーに庇や天蓋という意味があり屋根が付いているコクピットがあるものを指します。

キャノピータイプのトラクター

ただこの場合2つとも庇はついているため今回の日除け対策はすでにされているものです。

そして最後がコクピットむき出しタイプ。日本の法律上現在はトラクターのコクピットには安全フレームが必ずついています。これはトラクターの転倒での事故が相次いで起こり問題になったためですが、今回の記事はこちらのタイプに向けて安全フレームに日除けを取り付けようというものです。

それではお話していきます。

トラクター用日除け「トラピ-テット」とは

トラクターにも上でお話したようにいくつかキャビンに種類がありますが、コクピットがむき出しになているタイプの安全フレームにつける日除け庇がこちらのトラピーテットです。実はこちら以前はトラピープラスという名前で売られており、その後継品となります。

農業資材のメーカー「株式会社三洋」さんで作られている商品で、三洋さんは他にも籾殻バッグのロンバッグや搬送コンテナの秋太郎なども作っている信用のあるメーカーさんです。

純正品にも庇は各メーカーありますが、それに比べると安く57000円から60000円で買うことができます。

トラピーテットのスペックと特徴

  • 総重量:10.8kg
  • サイズ:1010x1250x170mm
  • 安全フレーム適応サイズ:幅50~75mm、厚さ40~50mm(角パイプのみ)
  • 素材:屋根部:ポリプロピレン、フレーム:スチール

トラクターの角パイプ安全フレームの縦幅サイズに問わずに取り付けられるように考えられた日除けです。+5~-80度まで角度を調整可能ですので安全フレームが斜めについていても水平に日除けをつけられます。

安全フレームを挟み込むようにブラケットを取り付けるのですが、フレームはスチールでできているため一人での取り付けは多少苦です。

またトラピーテットはLEDライトやカメラなどを取り付けられるパートもありオプション品をつけられます。そして溝が斜めになっており雨が降ってきても後ろから放水できるよう考えた設計となっています。

トラピーテットの特徴

  • 安全フレームの縦幅サイズ問わず取付可能
  • 安全フレームが斜めでも角度を水平に保てるように設置できる
  • ライトやミラーなどを後付可能

トラピープラスとトラピーテットの違い

では人気だったトラピープラスとトラピーテットでは何が変わったのかというと

  • 屋根が樹脂製になって軽量化
  • 強度アップ
  • 雨が後ろに流れるように設計

といった改善点がなされています。

以前トラピープラスの時は屋根もスチールでとても重かったそうです。それを屋根部を樹脂製にすることで軽量化に成功し、また以前から改善点として農家さんから言われていたトラクターで道を走ると鉄板だとガタガタ行ってうるさいという部分も改善されています。

またフレームも強度がアップしており、屋根は雨が後ろに流れるように設計され水がたまらないようになっています。

有名な農業系Youtuberさんもご紹介されていました。

トラピーテット
created by Rinker

日除け庇を自作

トラクター屋根自作でインターネットで調べると様々出てきます。

基本的にフレームにシートを貼り付けたりして作っていらっしゃいます。DIYが好きである程度工具や溶接用具などが揃っていれば面白いかもしれません。いくつか役に立ちそうな動画を貼っておきます。

まとめ

今回は農業作業の際に多少に雨や日差しに悩まされることなく快適に作業ができるように、トラクターにつける日除けについてお話しました。

純正品も様々屋根がありますが、トラピーテットがおすすめです。自作するよりは費用がかかりますが、純正品よりも安価で取り付けも単純で簡単です。屋根は重いので一人では難しいですが、二人いれば簡単に取り付けられます。

以前のトラピープラスに比べ

ポイント

  • 屋根が樹脂製になり軽量化
  • 鉄製の屋根にくらべ道路を走った際音が静か
  • 雨が流れるように斜めに傾斜がついている

など改善されています。

トラクターなど農業資材を売りたい方はこちらの記事へ

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