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ビニールハウス内で保温・霜対策におすすめ温度管理しやすくなる資材【ビニールハウス用ヒーター】

※この記事はプロモーションを含みます。

農業にとって天気というのは上手く付き合っていかないといけないものの、猫のように読めない恐ろしいものです。ですが植物にとって天気は密接に関係してきます。

たとえば雪などは温度が急激に下がり対策が必要なものとなります。ただ雪は降る年もあれば、全く振らない年もあります。温度も雪が降る振らないに限らず冬は下がりビニールハウス内の温度差があれば結露や霜も出てきます。今回はビニールハウス内の霜対策についてまとめてみました。

年間多くの農業系展示会に出席し、多くの農業資材メーカーの方とお話する機会が多い管理人が自身が働く資材屋での人気や営業さんのおすすめを交えてお話いたします。

冬のビニールハウスでの温度・霜対策

冬にビニールハウスに起きる問題といえば温度と霜。それらによって農作物に起きる問題は

ポイント

  • 温度低下で作物が育ちにくく発芽率も低くなる
  • ビニールハウスの温度を上げなくてはならないため管理が大変
  • ストーブやヒーター、練炭などをつか場合はコストがかかる
  • 作物に霜が付き品質が落ちる

などが考えられます。上で挙げた問題の解決策は大きく分けると2つあります。

ポイント

  • ビニールハウス内の温度保温
  • ビニールハウス内の温度を上げる

ですが温度をあげないと保温ができないため2つとも行うのが基本です。

ビニールハウス内の温度を上げる

耐寒性と書いてある植物でも0度以下になると耐えられない事が多く、死んでしまう植物が多いです。そして霜は0度以下になることで発生しやすくなります。そのためにはまず下がる温度をあげなくてはなりません。ビニールハウス内の温度を上げるものは以下のものがあります。

ポイント

  • ビニールハウス内用ヒーター
  • 練炭コンロ
  • ビニールハウス用ろうそく

これらビニールハウス内の温度を上げるもので、さらにビニールハウス内の霜対策にもなります。

ビニールハウス内の保温

温度を上げるためにはなにかしらのエネルギーが必要なため、燃料費がどうしてもかかってきてしまします。ただ上がった温度をある程度保温できれば燃料費の節約にもなります。保温をする為のアイテムはそういった効果があり以下のものがあります。

  • ビニール内内張りカーテン

それぞれどんなものなのか見ていきましょう。

ビニールハウス内の保温・野菜の凍結防止・霜対策のおすすめ

ビニールハウス内用ヒーター

まずは一番強力に温度を上げる効果のあるビニールハウス用ヒーターです。つまりストーブです。ですが、温度を上げるというよりは保温効果という書き方をしています。

電気ではなく灯油が燃料なため電源不要で置く場所も選べます。温度を管理し凍害・霜害の被害から守るためのヒーターです。

農芸保温器 YK-2

暖気の対流にによって、ハウス内の作物を急激な温度低下やや霜害から守るニッセンの商品です。取替ガラス芯も売っており交換することで長持ちします。

  • 温度低下の防止、霜の防止
  • 作物の生育に炭酸ガスを発生させます。
  • 空気の対流現象により作物の生育に良い環境を与えます
  • ローソク、ランプの保温より強力、マッチ点火

サイズ:37×48cm 
重量3.5kg 
タンク容量5L 
燃料:灯油 芯上下式 マッチ点火 
連続燃焼時間:約20時間 
発熱量:2000kcal/時 
許容範囲:約10坪 
燃料消費量:0.24L/時

ハウスヒーター 暖太郎

660キロカロリーの大発熱量で作物を守ります。これはローソクで約44本分となります。タンクも4Lで大容量のため約1週間ほどもつので給油の手間が省けます。しかも連続燃焼時間が50-60時間!10坪用となりますのでそれくらいのビニールハウスの場合まちがいなくおすすめです。

こちらも替え芯が購入できますので長持ちします。

製品仕様:
本体サイズ:幅25cm、奥行き25cm、高さ66cm
本体重量:1.8kg
材質:耐熱鋼板・ポリエチレン樹脂
タンク容量:4リットル
連続燃焼時間:50~60時間
発熱量:650kcal/h
点火方式:マッチ点火
機構:芯上下式白色炎燃焼方式

燃焼燃料コンロ

練炭コンロと練炭

こちらが一番安価な方法となります。コンクリート養生で使われる練炭コンロをそのままビニールハウス内で使い霜対策をします。昔からよく言われている手法ではありますが、農家さんは一酸化炭素中毒に十分注意しなくてはなりません。

ただ一酸化炭素は植物には特に影響はないという報告があります。生物が一酸化炭素中毒になるのは血中のヘモグロビンに作用してしまうので血液のない植物には関係がないとのことです。ただ酸素がなくなると枯れるのでご注意。

練炭コンロは色々なタイプが有り吊り下げられるタイプ、置くタイプ、1連、2連などご自分にあったものを選びましょう。2連の場合は15-17時間レンタンが持ちます。

番外編・霜キラー

こちらは米ぬかから抽出される植物ロウでできている燃料を燃焼させる霜対策です。ただこちらはビニールハウス内ではなく果樹園などの外で使うものとなります。今回の記事とは趣旨が外れますが霜対策という面で非常に良い商品なので紹介しました。

1反歩に10kgx7袋を缶で20箇所に設置し、専用の缶に霜キラーと燃焼芯を入れて灯油を差して着火します。3kgで約3時間30分燃焼します。

いろいろなところを見ると霜キラーに必要な芯や缶が別売りのところもありますので、よく注意して購入しましょう。

霜キラーセット
created by Rinker

ビニールハウス用ろうそく

ビニール栽培の気温の下がる冬期夜間用に霜付き防止を目的として開発されたろうそくです。通常のろうそくで代用している方もいらっしゃるようですが、ビニールハウス用のろうそくがちゃんと存在します。何が違うのかといういいますと、こちらのローソクを燃焼することにより炭酸ガスが発生し作物の育成に促進をもたらすことができます。

  • 炭酸ガスの補給
  • 霜の防止
  • 低温下防止

通常の空気中の炭酸ガス濃度は300ppm、ローソク1本(500号)の炭酸ガス発生量は355Lです。 ハウス内の約1000ppm以上の炭酸ガス濃度が供給され作物を増大させ、野菜・イチゴ等の着色甘味等など育成促進に好効果をもたらす効果があります。

かなり経済的でコストをかけずに保温することが可能です。ただ寒さが激しい場合は副資材的に使いましょう。

ビニールハウス栽培の霜付き防止ローソク
created by Rinker

ビニールハウス内の保温を持続させたり効果を高めるシート

ビニールハウス用内張りカーテン

こちらは温度を上げる効果があるものではありません。カーテンの間に空気の層を作ることによって保温効果を保ちます。空気の流れがおきないように適切な幅を持たせることが保温効果をつくるポイントとなります。

内張り用サニーコート

こちらはカーテンを二重にしたような効果が得られる中空二重構造という作りをしています。フィルムの間に空間を作ることによって保温効果をだします。光の透過率も80%ありそのうち20%を拡散光線としてくれるというまさに画期的なシートです。

  • パッカーで簡単施工
  • 耐久性が高く数年使える
  • サイド巻き上げがしやすいフィルム
  • 耐熱性あり

などの特徴を持っている人気シートです。

エコポカプチ

よく見る緩衝材のプチプチを利用した保温内張りカーテンとなります。プチプチが温かいのは空気層ができているから。ですが、空気層ができているのに光を拡散してくれ拡散もしてくれます。

かなり安価で施工もしやすいのですが、1度使うと次の年は使えないという使い切りの商品となります。

シルバーポリトウ

こちらも3層構造で保温効果と光線反射が期待できるシートです。ハウス内に蓄えられた熱を室内に留めておくことができ、光線をハウス中に反射させて行き渡らせます。

  • 保温効果と光線反射で冬場でも作物が育ちやすい
  • 夜間まで熱を保つことができる
  • 光線反射で光合成を促進
  • 保温性が高いため暖房費を節約できる
シルバーポリトウ
created by Rinker

まとめ

いかがでしたでしょうか。冬場のビニールハウスの霜対策・保温対策についてお話しました。せっかく育ててきた作物が無事に冬を越せるように地域や温度によってしっかりと使う資材を選びましょう。

今回はビニールハウス内のお話でしたが、雪が振った場合のビニールハウスの補強なども記事を書ければと思います。

寒さだけでなくビニールハウス内の熱さ対策はこちら

アドセンスマルチ

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