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作業場が暑い!工場扇風機の選び方と家庭用扇風機との違いとオススメ

※この記事はプロモーションを含みます。

夏の暑い時期でも仕事とあらば作業をしなくてはいけません。外での炎天下の中の作業はもちろん辛いものの室内であろうと工場内で様々な機械が動いている場所や密閉できずにエアコンを帰れない場所など様々な悪環境があります。

そんな場所で少しでも涼しく作業できる空調服やネッククーラーについては前回記事を書かせていただきました。⇒空調服などの熱中症対策の効果的な組み合わせとは?農業や現場作業でのおすすめの使い方!

とはいえ働いている環境での空気の循環も大切です。そんな中活躍しているのが工場扇と呼ばれる大型の扇風機です。今回はその工場扇についてのお話をしていきます。

年間数多くの作業資材メーカーの方とお話をする機会の多い管理人が営業さんから聞いたお話や業界の流れを元にオススメや選び方をご紹介します。

工場用扇風機と家庭用扇風機何が違うの

工場扇と扇風機の違い

いちいち工場専用の扇風機を買わなくても家で使ってる扇風機を使えばいいのでは?と思う方も中にはいらっしゃるかもしれません。正直無謀です。工場扇と呼ばれる工場用扇風機と家庭用扇風機には圧倒的な違いがあります。それは風量・風速からくる

風力

家庭用扇風機は大体風を作る羽根が30cmの大きさに対して、工場扇は最低でも45cmあり風の力が全然違います。ただその分消費する電力も多く、家庭用が1時間40~50Wに対して150W近くを使います。

工場扇家庭用扇風機
羽根の大きさ45cm~30cm
消費電力150W40~50W

ただ電気代自体は1~4円程度の電気代しかかからず意外にコストパフォーマンスは大きいです。

工場扇の使い方

工場扇選び方

工場用扇風機といえば風を生み出し暑さを和らげてくれるその名の通り扇風機です。ですが他にも使われ方があります。まとめると

  • 涼しさを得るため
  • 空気の循環いわゆるサーキュレーターとして
  • 塗料などを乾かすため
  • 虫などを避けるため

といった使われ方をします。

扇風機なので風を送り作業工場や働いている人を涼しくさせる機能はもちろんあり、大きな羽根で大容量の風を送ることができます。

そして風を送れるということは空気の循環もできるということで工場内でもエアコンを使える場所だと一緒に工場扇も置いて素早く工場全体を冷やすことが可能になります。それがサーキュレーターとしての使い方の一つです。

他にも塗料や濡れた木材などを乾かすときにも風量の多さを役立てよく使われています。同時に作業中に汗で濡れたシャツなども工場扇の前で作業することで乾くほどの風力があるため、乾燥にもよく使われています。

そして意外なのが虫除け。どのように使うかというと主に夜、お店の看板などをライトアップしていると虫が集まってきてしまいます。そのライトアップする看板に工場扇で強力な風を送ることで虫がとまるのを防ぎお客さんに嫌な印象を与えずにすみます。

工場扇の選び方

そんな工場扇を選ぶ基準として種類やメーカーを知る必要があります。いくつか説明していきます。

工場扇の置き場所別タイプ

工場扇の置き方タイプ選び方

まずは見た目。大きく分けると工場扇は

  • スタンダードタイプ
  • 床置きタイプ
  • 壁掛けタイプ

の3つのタイプがあります。

まず定番のスタンダードタイプはTHE扇風機という見た目。高さを調節できるためある程度風を送る高さを選べます。折りたたんで収納できるタイプのものも多く首振り機能もついているものが多いため、主に作業者に風を送るために使いやすいタイプです。

床置きタイプは羽根の大きさが大きく風量が強いものが多いです。キャスター付きで移動がし易いものが多く人がたくさんいるイベント会場等ではぶつかっても倒れにくいというメリットもあります。虫よけにも使われているのもこのタイプが多いです。

壁掛けタイプは室内に限ってしまい、更に一度付けると場所を変えるのも早々できず壁にかけるため他のタイプより小さいので風量は落ちますが、人がいない天井や上のスペースにつけることができ、スペースを有意義に使えます。また子供などが指を入れてしまうというリスクも抑えることができます。

工場扇 スタンダードタイプ
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工場扇 床置きタイプ
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工場扇 壁掛けタイプ
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工場扇の羽根の違い

工場扇の羽根タイプの違い

まずは羽根の素材の違い。工場扇によく使われる羽根は2種類あります。

  • 樹脂製
  • アルミ製

基本的に上の2種類になります。

使い分けはどうするかというとアルミ製の場合は基本的に過酷な環境の場合に使われます。具体的には蒸気や油が多い環境でも樹脂製よりも傷みにくく羽根が割れにくいという特徴があります。それ以外の汚れにくい環境では樹脂製で大丈夫です。

次に羽根の枚数ですが、基本は3~4枚となります。枚数は風を送る回数と考えていただいて少ない枚数だと風の音も大きくなり機械的な風を送ってしまいますが造られる風が遠くまで届きやすく、逆に羽根の枚数が多いと音も小さくより自然な風を送るため体にあたっていても不快感が少なくなりますが風が遠くまで届きにくくなります。

工場扇 アルミ羽根製タイプ
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モータータイプでの選び方

実はモーターも大事で工場扇のモーターがむき出しになっているか隠れているかで

  • 開放式モーター
  • 全閉式モーター

の2つのタイプに分けれます。

全閉式モーターはモーターコイルが密閉されており、塵や油などが舞いやすい環境に適しています。モーター部にホコリや油煙などが入り込みにくく過酷な環境でも壊れにくいという特徴があります。ですが値段が高くなりやすいというデメリットがあります。

それ以外の環境では開放式モーターでも大丈夫です。

工場扇 全閉式モータータイプ
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その他選ぶ基準

他にも選ぶ基準をいくつか上げると

  • 羽根の大きさ
  • コード式・バッテリー/充電式
  • ミスト機能付きなど+α
  • マルチ式

などが挙げられます。

羽根の大きさはもちろん風力に関係してきますので、大きければ大きいほど風力が強くなってきます。60cm以上になると大型工場扇といってもいいと思います。

また場所によって電源プラグがあるかないかというのは重要になってきます。コード式でない場合工場扇を置く場所が自由に選べます。

その他にはミスト機能がついているタイプや扇風機がいくつか付いているマルチタイプなどの工場扇があります。

コードレスタイプ工場扇
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マルチタイプ工場扇
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工場扇の有名メーカー

工場扇はマキタやHiKOKIなどの工具メーカーやアイリスオーヤマのような何でもメーカーなど様々なメーカーが出しています。

その中でも安価でとても人気があるのが

  • スイデン
  • ナカトミ

の2つです。この2つは毎年型番が変わってますが夏になると工場扇をピックアップして出してくる2社でどこのお店でも扱っている印象があるメーカーになります。特にナカトミさんはエコノミータイプ・セミプロタイプ・プロタイプなど様々なタイプが有り選びやすくなっています。

実際に資材やで働いている感覚では売れ筋でいうと

  1. とにかく安いもの
  2. ナカトミ製
  3. その他メーカー

といった体感です。もちろん特に使用環境に問題がない場合は安いスタンダードタイプで大丈夫です。

まとめ

工場扇を選ぶ場合は環境によって選びます。塵や埃が舞う工場内であれば

全閉式モーター式工場扇

油煙などが多い場合羽根もアルミ製のものを選びましょう。それ以外の環境であれば樹脂製の安価なものでもいいでしょう。

また乾燥や虫除けの場合は置き型タイプの工場扇がよく使われています。移動も楽なキャスター付きであれば更に快適に使えます。

それぞれの使用目的や環境で自分にあった工場扇を選びましょう。

夏の暑さ対策にはどれを使えばいいの?最適な組み合わせについて書いた記事はこちら

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