スケートボードのデッキって結構なお値段しますよね。ことさらロングボードのデッキは更にお高いアイテムです。
でもスケボもロンスケも結局トリックの練習を続ける内にどんどんデッキは傷んでいきます。かといって練習しない人はいません。できるだけデッキを大切に使いたいものですよね。
先日スケートボードショップに行った時、店員さんにデッキのケアについてお聞きしましたが、チップなどはそのデッキの運命だとおもって諦めるといってました。確かにスケートボードのデッキは1万円くらいからあるので、その考え方も悪くないと思いますが、ロンスケの場合まともなデッキは大体2万5千円~3万円以上はします。
なかなか諦められない金額ですよね。
今回は初心者でボードを乗ったことなかった僕が初めて買ったデッキと次に買ったデッキをどのようにデッキをできるだけ長く乗れるようケアをしていったのかお話いたします。
デッキのチップとバリ
チップとはデッキのノーズやテールの部分が剥がれてめくり上がってくる状態です。ほっておくと剥がれて下のようになります。
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またボードを空中に浮かすトリックではどうしてもウィールではなく、デッキから地面に落ちることが多々あります。そこで削れていってバリが出て、それが続くと下のようになります。
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これはロンスケを知って初めて買ったデッキで、ほとんど何もケアをせずに使っていたものです。今でも補修して手を使わないトリックなどはこれで練習することもあります。やっぱり高いボードだけあって乗り心地やダンシングやトリックのしやすさがかなりいいので。
デッキ自体正直もう手遅れですが、最初は何もケアをしていなかったので大体1年位でこうなり始めました。今使っているデッキも1年はまだ立っていませんが、このデッキよりはだいぶマシな状態です。
ではどうやってケアをしているのか、僕なりにお話します。
デッキのケアの仕方
もちろんデッキは消耗品ですが、僕はだいたい段階に分けて次のようなケアをしています。
- ヤスリがけ
- ボンドでくっつける
- パテで埋めてボンドで補修
一つ一つ説明していきます。2以降は最終選択です。ほぼほぼそのボードを諦めましょう。
デッキ破損度LEVEL1 バリはヤスリがけ
ぶっちゃけ一番大事です!こまめにヤスリがけをしていたら一年くらい使っていてもそこまでバリがひどくならなくなりました。目が細かいヤスリを常に持っておいてメンテナンスしましょう!
エアロフリップやノーコンプライビックスピンなどなど回転させるようなトリックは失敗すると大抵デッキから落下してデッキのエッジが削れていきます。
そうなることで小さいバリがでてきますよね。ハンドトリックなどする時、たまにそのバリが手に刺さって痛かったりもします。
ですので、ある程度バリが出てきたら、ヤスリをデッキの周りにかけるようにしています。そうすることでデッキは消耗しますが、エッジがきれいになりそこから剥がれて行くという自体も防げます。
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ヤスリの細かさは対して気にしていませんが、もちろん細かいほうがキレイに仕上がります。
追記:ヤスリがけをこまめにしているとやはりボードは長持ちします。もちろんボードの素材にもよりますが、できるだけこまめにバリが出たり出そうならばヤスリできれいにしてあげましょう。
引っかかりがなくきれいなエッジをしているとやはり長持ちします。ヤスリがけしているプラティパスは1年半以上たった今でもそこまでエッジが酷くありません。もちろんプラティパスはMajutsuボードに比べて多分バンブーを使ってないので素材自体も丈夫ですが、ヤスリでそれ以上の成果は出ています。
デッキ破損度LEVEL2 チップはボンドで
ノーズやテールがチップでめくり上がった状態ではボンドを塗って万力などで固定し一日置いておきます。
ただ万力などがなかったので、僕は洗濯バサミを何個か使いハサミました。写真を撮るのを忘れましたが、今のところはそれでうまく乗れています。
デッキ破損度LEVEL3 削り取られた場所はパテで埋めてボンドで補修
上でも出した写真で説明していきましょう。
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まずこのような場合やエッジが削り取られた場合は木工用パテを使って補修をしていきます。
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上の写真ではこんな感じで、エッジの小さな削れだと
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こんな感じでパテを仕込んで十分乾かした後にヤスリを掛けてキレイにします。
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ただこのパテは穴を埋めるだけで衝撃に弱くすぐにボロボロ剥げていきます。下の用な感じならまだ凸凹もそこまで出ていないのでこのまま使っても大丈夫です。
が上の写真の用な感じであれば上からボンドでガードしていきます。
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これで基本少しは持ちますが、僕はその上から黒いボンドをつけて見た目的にも少し良くしてみました。黒いボンドはちなみに対してガード的には役に立ちませんでした。
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追記:ものすごくいいものを見つけました。もちろんヤスリがけをこまめにすることが大事ですが、チップが出てボロボロの場合スニーカーのソール用のボンドが頑丈でクッションにもなりぴったりです!
もちろん黒と白しかカラーがないので、そこは見栄えは悪くなりますが、ソール用ボンドでまだまだボードを使うことができます!これは是非オススメなのでどうしようもないときは諦める前に使ってみてください!
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ただぶっちゃけこの作業は丁寧にやらないとこうなります。
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適当にパテを詰めて剥がれたボンドをそのままにして上塗りを重ねるとこんな感じでボコボコ担ってしますので、ボンドのガードまで剥がれてきたら一回キレイに剥がしてから補修したほうがいいと思います。
このようにボコボコになると正直ステップが踏みづらくなります。まぁ踏めないわけでもないのでそこまで見た目を気にしないのであれば大丈夫ですが。
まとめ
高いデッキをできるだけ長持ちさせる方法を今回は説明させていただきました。できるだけLEVEL1の状態でキレイにヤスリがけをしていくことで長持ちすることが今の所わかっています。
あと雨や水たまりなどはベアリングだけでなくデッキにもチップがでる原因にもなるとスケートボードショップの店員さんに聞いたので、そちらも注意が必要です。
ただ諦めも実際に必要ですので、ある程度で見切りをつけ新しいボードを探したほうがいいですよ。
デッキの選び方はこちらの記事で書いてみたのでご参考に。
またどんなブランドがあるのか知りたい方はこちらへ!