ロングスケートボードって知っていますか。近年オリンピックなどの競技でも選ばれたスケートボード。競技人口も増えていますよね。結構不良な方がやっているイメージもありますが、真剣にやっている方もかなりいらっしゃいます。ただ今回お話させていただくのはスケートボードではありません。ロングスケートボードです。
その名の通り板が通常思うスケートボードより長いボードに乗るタイプのスポーツです。近年ヨーロッパやブラジル・韓国などで競技人口が増えてきており、以外なことに女の子にも人気のスポーツとなります。通常のスケボーのように飛んだり板を弾いたりもしますが、一番特徴的なのは板の上でステップを踏むダンシングステップです。
今回は実際にロングスケートボードにハマって1年くらいが経過した管理人から色々調べて失敗して経験したことなどを中心に、これから初める方にアドバイスできればとおもい、お話させていただきます。
ロングスケートボードとは
ロングスケートボード、ロングボード、ロンスケなどなど様々な言い方がありいますが、ロングスケートボードと一重にいっても種類がいくつかあります。スケートボードでいうフリースタイル、ストリート、バーティカルのようなもので、ロングスケートボードもいくつかに分かれます。
- ダウンヒル(坂を猛スピードで下っていく、LIFEという映画で主人公がやっていたアレ)
- フリースタイル(普通のスケートボードのようにジャンプしたり回転したりする)
- ダンシング(ボードの上で踊るようにステップを踏むんだりターンをしたりする)
- タウンクルーズ(スノボやサーフィンのオフトレもこの中に入る。街などで滑って移動しながらカービングなどを緩やかに楽しむ、スラロームなんかもここに入れてもいいと思う)
言い方などは色々あると思いますが、大まかにこれらに分かれると思います。ただ今回管理人がお話するのはあくまでフリースタイルとダンシングについてのみとなります。その他は経験も知識もないので。
ロングスケートボードのフリースタイルとダンシングなどロンスケの遊び方
ロングボードダンシング(ステップ)
まぁ正直口で言っても説明しづらいので、動画を見ていただきましょう。まずはダンシングから。実際この方をしってロングスケートボードに興味を持った人はたくさんいます。今ではCMのような動画しか出していないものの、やはりその美貌と優雅なダンシングで憧れる人は多いと思います。女の子のボーダーも増えているのは一重にこの人の影響が大きいのではないでしょうか。韓国のHYOJO KOさんです
この人はあまりフリースタイルをしないので、ダンシングというものがとてもわかり易いです。こういった感じでボードの上で回転したりステップをカービングに合わせてしていくのがダンシングと言われるものです。
カービングに合わせないとうまくできないのでリズム感も必要なのかもしれません。まずはクロスステップというものから練習しましょう。
ロングボードフリースタイル
こちらは男女問わず上手い人がほんとに多いです。誰もが知っている人で動画を見てわかっていただくとしたら、こちらがわかりやすいのではないかと思います。10年くらいやっているとここまでうまくなれるのでしょうか。フリースタイルオンリー問よりは先程見ていただいたダンシングをあわせてロングボードを楽しんでいる方でプロの方のようです。 Lotfi Lamaaliさんです。
ロングスケートボードのフリースタイルの最大の特徴は手で行う技があるところ。手でボードを持ち回転させたりして乗るというのは知っている限りスケートボードにはないかと思います。それらとスケートボードにもあるようなビッグスピンなどの技、そしてダンシングを組み合わせてコンボを組んで行くのがロングスケートボードの醍醐味と言えるでしょう。
ロングスケートボードをやりたいけどどうやって情報を集めるの
ここまでみてロングスケートボードがどんなものかわかって、はじめたくなったけどどうやって情報を集めればいいの?という方もいらっしゃるはず。基本的にInstagramで情報を集めるのが基本になります。
例えば#longboarddancingと調べるとこんな感じで出てきます。
また#longboardtrickと調べるのもおすすめ。
このように出てきた人を片っ端からフォローしていくのが基本です。その人が上げている動画などでどんなトリックやダンシングがあるのか情報を集めていきます。最近ですとTiktokなどでも動画が上がっていますよ。わりかし台湾・韓国の子たちのアップ率が高いです。
どうやってロングスケートボードのトリックやダンシングステップを練習するのか
いやいや外人さんばっかやん!と思われる方も多いと思います。日本ではまだまだマイナーなスポーツなので調べるとやっぱりヨーロッパ、韓国が多めに出てきます。韓国語や英語がわかる方はYOUTUBEなどでLongboard Trick Tipと調べるとトリックの説明や教えてくれたりしてくれるのですが、日本語がなかなかない!
ですのでおすすめの日本人のロングスケートボーダーのトリック説明チャンネルをご紹介します。(ぜんぜん更新はないですが)初心者の方はまずここで教えてくれている技から覚えていきましょう。
ここらへんを覚えてくると大体コツなどがわかってきて英語でも動画を見るだけでなんとなくは理解できてきます。(難しいものはできませんが)
大体の基本的なダンシングステップとトリックについては下の記事でご紹介していますので、是非読んでみてください。やはりダンシングステップが圧倒的人気ですが、トリックもかっこいいですよ。ダンシングステップとトリックをうまく組み合わせてコンボを造っていきましょう。
ロングスケートボードをやっぱり人から教わりたいし仲間もほしい
これは誰でもそうだと思います。田舎でないとそれも可能だったりします。調べたい場合は#docksessionosakaのように#docksession〇〇でインスタグラムで調べてみるか、ツイッターで#ドックセッションと調べてみて、自分の住む街に近い所があれば定期的に集まりをしているはずです。とりあえずそのセッションに参加している誰かにDMを送ってみましょう。管理人も田舎住みで参加したことはないのですが、愛知、大阪、横浜、博多などはドックセッションがありそうです。
ロングスケートボードの大会はあるの?
もちろんあります。ヨーロッパや韓国では結構頻繁にあるようです。調べてみるとたくさん動画が出てきます。ヨーロッパですと年に一回4月にワールドカップがオランダのアイントホーフェンで開かれています。SYCLDという大会でSo...You Can Longboard Dance?の略のようです。
去年は韓国の子が女性部門で優勝していたはず。韓国勢の勢いが止まりませんが、日本人も出場をしていたりとこれからに期待したいですね。
日本にも先程YOUTUBEでご紹介したトラトラオさんという方が大阪の大会を動画でアップしていました。
9月に大阪でロングスケートボードの大会を行っています。こちらはインスタグラムで情報を発信している模様です。⇒ Longboard dance & freestyle contest “STREAMLINE”
まとめ
いかがだったでしょうか。スケートボードも盛り上がって競技人口が増えていますが、韓国ブームがすごい中韓国からロングスケートボードのブームも流れてくる予感がしませんか。そうでなくても日本でも徐々に競技人口が増えているロングスケートボード。女の子が中心となって増えていっているような気がします。
ダンシングとフリースタイルのレベルも昔の動画と今の動画を見比べてみるとどんどん斬新なものが増えていっているので、これからどんどん人気が上がっていくスポーツだと思います。気になったらぜひはじめてみてください。
次ははじめたくなった初心者の方向けにロングスケートボードの買い方のご説明をさせていただきます。
ボードを買ってから覚えるべきことと最初のステップまではこちら