最近世界中で人気に火が付き始めているロングスケートボード略してロンスケ。気になっている方やすでにはじめている方に向けてロングスケートボードのデッキ=板をどこで買えばお得なのかをお話しようかと思います。
ロンスケをこれからはじめる方はデッキ以外にも揃えなくてはならないものがいくつかありますが、すでにロンスケをはじめている方やトラックやウィールはすでに持っている、または譲ってもらったかたなどはデッキを購入する必要が出てきます。
これからはじめる方はこちらの記事をお読みください。デッキはもちろんトラックやウィールなどのおすすめや選び方をご紹介!
今回はロンスケボードデッキを新しく新調した管理人が国内ロンスケショップ、海外メーカー直営ショップ、海外ロンスケショップをそれぞれ比較して購入するまでをご紹介します!ロンスケ歴3年くらいの下手の横好き管理人がロンスケのデッキをできるだけ安く買うにはどこで買えば良いのかと購入の仕方を徹底比較!
ロンスケのデッキを新調!どこで買うか!
今回使っていたシンプルボード(Simple Longboards)のエディナとMajutsuのカーボンがボロボロでなってしまったので、前から気になっていたTimber BoardsのKiwiを買ってみることにしました。
ティンバーのキウイはエディナと同じ時期くらいに出たボードでデッキの裏側はちょっと民族チックなキウイという鳥の絵が書いてあるボードです。ティンバーのデッキは裏に民族チックな絵が書いてあるのが特徴。韓国の有名ロンスケボーダーのJINY KIMさんがティンバーのトルティーニに乗っているので見たことがある人も多いハズ。
今回キウイのデッキを探して問い合わせたのは以下の4つ
- 日本No1ロンスケショップのナイスメイクさん
- メーカーであるTimber boardsの直営ネットショップ
- 台湾のボードショップamgreatintegration
- ハンガリーのボードショップSzkeg
それぞれ比較していきます。
ロンスケボードデッキの金額比較
今回僕は結果としてハンガリーのSzkegで購入しました。その理由は「在庫」。基本的にちゃんとしたロンスケのデッキは手作りのため常に在庫がしっかりあるとは限りません。メーカーであれば在庫がある場合よりない場合のほうが多く、どちらかといえば受注生産と考えて置いたほうが良いと思います。もちろん在庫がある場合もあります。
小売店や代理店はある程度の数をメーカーから購入しているので一定数は在庫がありますが、売り切れになるとしばらく入ってきません。今回上の4つのショップに聞いたところ在庫があるのは海外の代理店2店舗でした。
ちなみに購入金額をそれぞれ質問したりネットを見たりしてまとめてみると2021年現在下のようになりました。ちなみにその時の為替で日本円に直してあります。
ショップ名 | Kiwiボードデッキ価格 | 送料 | 合計 |
Tinber boards 直営ネットショップ | 21952円 | 5178円 | 27130円 |
ナイスメイク | 30000円 | 無料 | 30000円 |
amgreatintegration | 27802円 | 11518円 | 39320円 |
Szkeg | 25572円 | 4490円 | 30062円 |
ナイスメイクさん安い!ただ残念ながら在庫なしでした。やはり届く日数や安心を考えると日本で買うのが一番ですが在庫がないのはしょうがない。
ティンバーの直営ネットショップも在庫無しで問い合わせたときは2週間くらいでデッキができてネットに並ぶといっていましたが、3週間ちょっと経つ今もまだネットには並んでいません。
そしてamgreatintegration。ここは台湾のスケボーショップでロンスケもかなり扱っているのですが、お値段はともかく送料が激高!ただ以前シンプルボードを探しているときは日本への送料7500円くらいといっていたので、ここ2年で物価が上がったのかショップ店員さんの間違いかどちらかかと思います。
そしてハンガリーのSzkeg。ここはティンバーボードのインスタアカウントで紹介していたショップなので問い合わせてみました。在庫がない場合はそのメーカーのインスタアカウントをフォローしておくと卸しているショップを紹介していることがあります。多分日本へ送るのは初めてだったのか色々親切にしてくれました。結果届くまでに2週間くらいかかりました。
直営ネットショップかスケートボードショップか
価格
上を見るとデッキ自体の値段はやっぱりメーカーが一番安いです。ただメーカーは基本在庫がありません。プラティパスで有名なSinplelongboardsだけは在庫があることが結構多いイメージですが。小売店はやはり利益と国内への送料を上乗せしている分少しお値段は高くなります。
送料と関税
忘れてはいけないのが送料。海外から買う場合は日本への送料がかかってきます。メイクショップさんは日本国内のショップで送料も1万円以上で無料。海外はやはりウィールやトラックを買えるくらいの金額がかかってきます。
そして関税。ただ僕は今までロンスケのデッキを買って関税を請求されたことがありません。お値段も2万から4万くらいの金額ですが払ったことがないので関税対象ではないのかもしれません。
ちなみにスニーカーは15000円~2万円くらいのもので大体2000円から5000円くらいまで毎回請求があります。
届くまでの時間
こちらも日本国内で頼むと遅くても1週間以内には手元に届くでしょう。ただ海外で買うとそうもいきません。もちろん海外の人と日本の人の時間への考え方が違うというのもあると思いますが、海外に送る場合はインボイスと言われる納品書の書類をつくり国内から空港の関税へそして日本へ来て日本の関税へ行って国内宅配サービスへ渡されるためどうしても時間がかかります。
ちなみに今まで何回か海外から買い物をしていますが、ロングスケートボードだと
- Majutsuで2ヶ月(受注生産だったため?)
- Sinplelongboardsで2週間かからないくらい
- Szkegで2週間
という具合でした。スニーカーなどを買った場合は大抵1週間ほどで届きます。
海外ショップからロンスケボートデッキを買ってみる
基本的に買う場合は簡単な英語ができれば問題はありません。ただできるだけ問い合わせはしてみましょう。全く英語ができない人用に僕が買うまでに問い合わせた英文を載せておきます。正直英語としてあっているかどうかはしりませんが通じれば良いのです。グーグル翻訳もおすすめです。
基本的に以下の流れで購入しましょう。
- ほしい商品の在庫を聞いてみる
- 商品をカートに入れる
- 個人情報入力
- 支払い
- 注文完了のメールが届く
という流れになっています。それぞれ説明していきます。
1.在庫を聞いてみる
まずは在庫がない場合もあるかネットに乗せていないこともあるので、できれば聞きたいショップのインスタアカウントからメッセージを送って聞いていましょう。
Hi,I heve a question, I wanna buy a Timber's Kiwi deck. Do you have it? and I live in japan, How much shipping fee?
”こんにちは、お聞きしたいのですがティンバーのキウイのデッキはありますか?また日本に住んでいるのですが送料はいくらですか。”
と聞いているつもりです。Timber's Kiwiの場所をほしいボードメーカーとデッキ名にしましょう。これで通じるはずです。
この質問に対してお店からは
hi, yes we deliver. Courier service is quite expensive 35ユーロ. after SumUp payment, i start the package immediately.
”はい送れます。配送サービスは少し高くて35ユーロ。Sumup支払いの後、すぐに荷造りをするよ”
的なことを言ってると思います。Sumupについては支払いでお話します。
2.商品をカートに入れる
ここで商品をカートに入れて個人情報入力に進みます。ただ台湾のamgreatintegrationはネットショップがないのでメッセージに個人情報を入力する形になると思います。
3.個人情報入力
ここは国によるのですが、英語表記でない場合はグーグル翻訳必須です。基本的な入力するような内容が以下だとします。
- 名前:田中太郎
- 住所:東京都大田区蒲田1-2-315号室
- 電話番号:08012345678
海外だとこのように入力する場合が多いです。
- First name:Taro
- family name:Tanaka
- Address: Kamata1-2-315
- city: Ota
- state:Tokyo
- telephone: +81 8012345678
アドレスは1と2がある場合がありますがその場合はアパートやマンション名などなので住所の後ろにそのまま部屋番号を足してもOK。住所は町名番地を先に書きましょう。Cityがない場合は町名番地そして「,」のあとに市や区を書きましょう。Stateが県、Cityが市を覚えておきましょう。
電話は日本の国番号が81なので「+81」を一番頭につけて、通常の電話番号の一番最初の「0」を抜かして番号を書きましょう。
4.支払い
ここはクレジットカード、Paypalがあればそちらを選びましょう。Paypalはアカウントがない場合アカウントを作っておいたほうがいいです。海外への支払いが怖い場合ペイパルが支払いを代行して行い、代行した金額をクレジットカードや銀行振込で支払うサービスで上乗せ代金などは一切かからず購入金額そのままを代行で払ってくれるので、ショップに直接クレジットカード番号や銀行口座を知らせる必要がありません。また日本の銀行口座で海外から買えます。
今回ボクが支払ったSumupですが、アメリカのSquareを知っているのであればそれのロンドンの会社バージョンです。つまりSumupを支払いで選択して支払いをして購入完了したあとにSumupやSquareからショップを通してしばらくした後にメールが来てクレジットカードの番号を入力して決済するという方法です。
ショップで支払いが完了しないので戸惑うかもしれませんが、こちらもセキュリティがしっかりしている支払い専門サービス会社が中間に入って決済するのでクレジットカード番号などを知らせなくても購入できるというメリットと安心感があります。
支払いはPaypal、Sumup(square)、クレジットカードの優先順位で選びましょう。海外から買う場合は特にその順番が安心で簡単です。Paypalは海外送金受け取りなども簡単にできて、かなり便利なので作っておくと便利です。
5.購入完了メール
基本的に購入完了メールが来るまでは安心できないので、メールが来るまでは受信ボックスと迷惑メールボックスを確認し続けましょう。
今回もありましたが購入後ショップからメールが来ることがあります。僕はウィールを一緒に買ったのですが、色が欠品だったため違う色を選んでくれという内容でした。そういったこともあるので商品が届くまではメールを確認し続けましょう。
ここで注意なのですが、ヨーロッパとはいえ皆が皆英語が喋れるというのは思い違いです。相手も完璧な英語を使ってこないことがあるのでそこらへんはお互い様ということです。僕も今回今週土曜日に送るよ!といった内容でしたが荷物が届いたタイミングを考えると先週土曜日に送ったという内容を書こうとして間違えたのかな、ということがありました。
まとめ
少し前とちがって日本でも色んなブランドのロングスケートボードが買えるようになりました。いまではあまり海外から買う必要はなくなったかと思いますが、それでも在庫不足な場合が多いので必要な場合は海外個人輸入にも挑戦してみてください。
基本的には問題なく送られてきます。相手が日本人でもないので気長に待ちましょう。おそすぎる場合はメッセージを送ることも必要です。そのためにも在庫確認で一度メッセージを送っておけばあっちも認識しやすくなります。
今回はロングスケートボードのデッキをどこで買うのがお得かと海外からデッキを買う場合はどのようにいくらくらいかかるのかをお話しました。ぜひともご参考ください。
それでは良いロングスケートボードライフを!
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