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失敗しない平台車の選び方!タイヤの違いやおすすめの1t平台車

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工場内や施設内で重い荷物や重機などを運ぶとき、大抵の方が台車を使われると思います。台車もいろんな耐荷重のものがあって、その耐荷重を基本として選ぶわけですが、今回は最近各メーカーからでていて話題と人気をもっている1t台車に絞ってお話をしたいと思います。

有名所の各作業用道具メーカー、もっというとアルミ作業道具メーカーから出ている1t台車の比較をして選びやすくまとめてみました。

各メーカーの営業さんとお話して色々聞いた話や実際の出筋なども踏まえて資材屋で働く管理人がお話していきます。

平台車というものを知ろう

台車は基本的に多くのものを運ぶときや、重量物を運ぶときに使います。そんな時は台車ってとっても便利ですが、実は台車を軽く動かすためのコツがあるって知ってました?

台車を選ぶ時はまずはキャスターを見よう

重いものをできるだけ小さな力で運びたいですよね。そんな時はまずは車輪(キャスター)に注目してみましょう。今回ご紹介する1t台車は全てウレタン製車輪のキャスターを使っています。もう一つよく使われるのがゴム製のタイヤです。それぞれの特徴とは

ゴム車輪

  • 弾力があるため多少地面が凸凹でも安定して運搬できる
  • 床にタイヤ痕を残してしまう可能性あり
  • ゴムが変形する可能性が長時間の仕様や熱などであり。

ウレタン製タイヤ

  • 砂利や凸凹の道などは運搬がほぼほぼ不可
  • 耐久性があるため平面の床で使っている限り長く使える
  • ガソリンや油に強いので工場内などは特に適正

車輪の素材がわかったら次は車輪の大きさです。当たり前ですが、大きければ大きいほど重いものでも簡単に動かせます。ですが車高が高くなり安定性は悪くなります。

そしてキャスターが自在か固定されているか。4-6輪のものが多い台車ですが、全て車輪が自在に動くタイプといくつか固定されているタイプがあります。たとえば4輪全てが自在キャスターだと簡単に方向転換ができ曲がるのは簡単ですが、フラフラとしてしまうことがありうまく直進しないことがあります。固定されているタイプは真逆で直進はきれいに行きますが、曲がるときにちょっと厄介だったりします。

台車の使い方

台車でものを運ぶ際はしっかり経路を確認しておきましょう。資材が途中で置いたあったりすると邪魔になるので予め避けておきます。また人にぶつかってしまうことも多々あるので、運ぶときのスピードは歩く速度よりも遅く、ゆっくりと移動しましょう。スピードが出ているとぶつかったとき事故になりかねません。また台車は押すもので引くものでは基本ありません。台車を引いたときのほうが荷物が落ちてきたり、タイヤで足を踏んでしまったりと事故が多くなります。

今回は1t台車の紹介ということで長物を運ぶこともあるかと思います。長物の場合は台車から荷物がはみ出すことが前提なので、必ず2人以上で運びましょう。最近では連結できるタイプの台車も多いので、はみ出して危ない場合は連結できればしましょう

アルミ1t台車の各メーカー比較

1t荷重に耐えられる平台車は最近各有名アルミ作業道具メーカーから出ていて、今回は長谷川工業、ピカコーポレーション、アルインコさんの3社から出ているものを比較していきたいと思います。

NACイットン台車 長谷川工業

軽くて強いアルミ製で各パーツ交換もシンプルな構造のため簡単にできます。
各角に単管パイプの差込口があり(1mの48.6パイプ用)単管パイプを立てて荷崩れ防止も可能。さらにアタッチメントで台車同士を連結できます。
また平台車の表面も滑り止め効果のあるライン入です。
スタッキング可能なので、さらに何台も重ねて収納できるため場所を取りません。
タイヤはウレタンゴムキャスターの150mmのブレーキ付きで床に跡がつきにくくなっています。

サイズは3種類。最近良く出ているのは6輪タイプでとても人気があります。

型式 荷台寸法長さ(cm) 荷台寸法幅(cm) 荷台寸法高さ(cm) 質量(kg) キャスター数
NAC4-1275 1187326.5214
NAC6-1275a 1187326.5 296
NAC4-0765 746426.5 184
連結可能なので使い方に幅が広がります

アルミ台車 CAF タフキャリー ピカコーポレーション

こちらも有名なピカコーポレーションさんの1t台車です。軽量アルミ製でコーナー部に保護パッドがあるのでぶつけても傷みにくいです。またキャスターの交換も工具一本で可能。タイヤは同じく150mmのウレタンタイヤ。
こちらも連結金具があり連結可能。
こちらの最大の特徴がピカコーポレーションさんの1t台車はどの組み合わせでも積み重ね可能ということ。ただCAF-4TEXは最上段のみとなります。

こちらは5種類の2サイズ規格です。

型 式 外形寸法mm 荷台寸法mm キャスター数 質量kg
CAF-4B 1221×771×261 1199×749 424.8
CAF-6B 1221×771×261 1199×749 627.8
CAF-K4A 1221×771×258 1200×750 422.7
CAF-K6A 1221×771×258 1200×750 625.7
CAF-4TEX 1221×771×258 1200×750 425.5

アルミ6輪1t台車 DUNK ダンク MTR-1000 アルインコ

こちらも有名メーカーのアルインコ製の1t台車となります。一番最近発売された台車になり両者の1t台車を色々研究した結果生まれた形になります。サイズは1種類の6輪タイプのみ。
アルインコさんだけの特徴としては真ん中の2輪は進行方向規制キャスターがあり、直進する際はこれをロックするだけで安定し蛇行せずに進めます。これがあるかないかで直進の楽さが全然違います。
もちろんスタッキング可能のキャスターロック付き。こちらも調べてみるとウレタンの150mmキャスターとなります。

型式 : MTR1000
本体寸法(mm) : 幅 775/ 奥行 1225/ 高さ 262
荷台寸法(mm) : 幅 750/ 奥行 1200
質量  : 27.4 kg
最大積載質量 : 1000kg(1t)

アルインコ アルミ製 1t台車 Dunk ダンク MTR1000

まとめ

各社それぞれ特徴がありますので、やはり自分に一番あったものを選ぶのが1番だと思います。4輪なのか6輪なのか、連結可能か連結させないのか。直進が多いのか少ないのか。ここらへんが判断基準になってくると思います。

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