軽トラックを使う人にとって軽トラック用の資材はとても興味があると思います。特に荷台につける荷台ボックスやシート、荷台棒などです。
軽トラに荷物を乗せるとき天気が晴れだとは限りません。曇りもあれば、雨、雪などが降っていることもあります。基本的に軽トラは助手席があるだけで(後ろの席もあるものもありますが)荷物を置くスペースは小さいのが通常です。ですので荷物は基本的に荷台にすべて積むことになります。
荷台に荷物を積むとどうしても細かなものだと走行中ばらばらになってしまったりします。シートなどで固定はある程度できますが、シートだと天気が悪い日は走っているときに風などで煽られてめくれたりして雨風が中に入ってしまいます。できるだけ中の物を濡らしたくない時は困りますしお仕事で使う大きめの工具なども錆びてしまうので中に入れたいのですが車内にはスペースがない。
そんなときにおすすめしたいのが軽トラ荷台ボックスです。簡単に言えば軽トラックの荷台に合わせたサイズデスクられた道具箱です。荷台にピッタリとハマるようになっているので見た目もスッキリします。
今回はそんな軽トラック用の荷台ボックスについてです。荷台ボックスの選び方や盗難対策、そして荷台で動いてしまわないように荷台に固定する方法などご紹介。
年間多くの農業系・建築系の資材メーカーさんと会って話すことの多い管理人が自身で働く資材屋での人気や聞いた話などを踏まえてお話します。
軽トラ荷台ボックスの種類
軽トラの荷台ボックスの種類は素材で分けることができると思います。簡単に分けると
- プラスチック製
- アルミ製
に分けることができます。
一般的にプラスチック製はポリプロピレン製とFRPという強化プラスチック製のものに分けることができます。プラスチック製もアルミ製もどちらも軽いですが、アルミは金属ですので凹んだりしますが丈夫です。FRPは強化プラスチックということで凹みなどはなく普通のプラスチックに比べれば強度は強いですが、金属ほど丈夫ではありません。プラスチック製でもポリプロピレン製はとにかく安価というい特徴があります。
それぞれの特徴を把握して自分にあったものを選びましょう。
荷台ボックスを荷台に固定する
基本的に軽トラック用の荷台ボックスはその名の通り荷台の幅にぴったりに作られているほぼ専用アイテムです。とはいえ固定をしっかりしていないとずれてしまったり、最悪走行中に落ちてしまうこともあります。
例えばアルインコ製のアルミボックスにはゴムベルトで固定するための金具がついており、アイリスオーヤマ製の荷台ボックスには荷台に固定するようのベルトが最初からついています。基本的にそれらを使ってゴムベルトや備え付けのベルトで固定します。
ボックスの製作で有名なボックスメーカーのリングスターはベルトを取り付けるようなものはないので、多少開けづらくなりますが、ネットを覆い被せて固定するという手や突っ張り棒のようなもので固定するという手もあります。
- ベルトが付いているものはそのベルトで固定
- 固定金具のみのものものは別売りベルトで固定
- 固定できないものはネットや突っ張り棒で固定
- 合わせて盗難防止でワイヤーロックなどをする
荷台ボックス内の道具の盗難対策
荷台ボックスが合ってもなくても一緒ですが、軽トラックに積んでいたものがちょっと車を離れていたすきに盗まれるということがあります。その場合基本的には
荷台ボックスに入れて鍵をかける
というのが対策となります。基本的にどの軽トラック用荷台ボックスも施錠ができるようになっているので別売りの南京錠やダイヤル錠などをつけて対策しましょう。ダイヤル錠の場合3桁と4桁ではピッキング安易度がだいぶ違いますのでケチらないで4桁を使いましょう。
またボックス自体が盗まれてしまう可能性があります。対策としては軽トラックに自転車盗難防止ロックワイヤーやチェーンなどをつけて固定しましょう。ゴムベルトだけだと切られてします可能性があります。
軽トラ荷台ボックスのおすすめ
ここからは実際に人気の高い軽トラック用荷台ボックスをご紹介していきます。
軽トラアルミボックス BXA135 アルインコ
アルミの資材でとても有名なメーカーのアルミス製のアルミ軽トラボックスです。アルミ製なので若干お値段が貼りますが、とても良く売れています。ショートタイプやグリーンタイプもありどれもよく選ばれます。軽トラの荷台にピッタリなサイズに人が乗っても大丈夫!
施錠金具がついているのでよくある荷台ボックスの盗難防止にもなります。また開閉支柱、BOX固定金具付きでボックス固定もバッチリ。
- 最大外寸法:幅1360×奥行527×高さ470(mm)
- 本体製品寸法:幅1350×奥行450×高さ470(mm)
- 製品重量:約13kg
- 材質:アルミ
- アルミ板厚:1.5mm
ショートタイプは荷台に2つ並べられて荷物を分けて入れられるのでとても便利になります。
- 外寸法(突起含まず):幅650×奥行450×高さ470(mm) (突起部含む):幅660×奥行527×高さ470(mm)
- 製品重量:約6.5kg
- 材質:アルミ
- アルミ板厚:1.5mm
カートランク CK-130 アイリスオーヤマ
荷台で固定できるように車体固定ベルトがついている嬉しい仕様です。耐熱性がある程度あるポリプロピレン製でとっても安いのが見どころです。色も落ち着きのあるカーキ・ブラック!なににでも使える荷台ボックスです。
- サイズ(cm):幅約130×奥行約45×高さ約39
- 耐荷重:フタ 約60kg
- 容量:130L
- 材質:ポリプロピレン
軽トラック用大型道具箱 リングスター
オイルや塩水などの腐食や強度も強い高耐衝撃性ポリエチレンを使用しています。丁番やバックルなどの金具はステンレス製でサビにも強い有名なリングスターの軽トラック用荷台ボックスになります。
- 外寸(mm)間口×奥行×高さ:1330x635x290
- シリンダ錠(別売):取付可
- 質量(kg):17
- 材質:高耐衝撃性ポリエチレン
番外編 軽トラ専用ボックス トラボ
こちらは荷台ボックスというより、荷台をボックスにしてしまうアイテムです。シートと同じく荷台すべてを包み、シートと違って雨風は入りません。素材はFRPなので丈夫で耐候性もあります。意外に簡単に脱着もできて、施錠ももちろんできます。
現在大手ショッピングモールでは販売しておらずトラボのHPより問い合わせるしかないようです。
製品詳細
本体:FRP(強化プラスチック)
重さ:約54kg
容量:約1300L
サイズ:長さ1940mm(内寸1830)幅1470mm(内寸1360)高さ640mm(内寸560mm)ハッチオープン時の高さ約1040mm
開口部:1640mm×720mm
■メーカー別適合型式表■
スズキ:DA52T DB52T DA62T DA63T DA65T
スバル:TT1 TT2
ダイハツ:TE-S200P TE-S201P
ホンダ:HA6-120 HA7-120 HA8-100 HA9-100
マツダ:GD-DG52T
三菱:GD-U61T
注:低床ダンプ、リアゲート付き車は装着不可
まとめ
さていかがでしたか。突然の雨などから荷台の荷物を守る荷台ボックスはできれば持っておきたいところですね。晴れでも燃料などの危険物や肥料や土など袋に入って破れやすいものなどはボックスに入れて移動しておいたほうが安全ですね。
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