さて、ドバイトランジットのイランのシーラーズに到着。
ちなみにロストバゲージしたと書きましたが、
もう僕のバッグは僕の手元に戻ることはないそうです。
運悪すぎ…
イランでスーツケースごと荷物がなくなりました。海外保険はきれてるし(多分切れてなくても後で請求はしないと思いますが)、航空会社にそういゆうときの保険があるかも知らないので、ただただ諦めま
した。
はぁ~、どうしようかねぇ~
幸い貴重品は全てサブバッグに入っていたので、なくしたのは日用品や服ばかりです、そしてスーツケースか。まぁ、カメラの充電器とコンタクトレンズとアカスリは少し痛いな…特にアカスリ売ってないだろ…海外に。
さてさて気を取り直してシーラーズ。ここは歴史の授業で誰もが習うペルシャ文明の遺跡ペルセポリスがあることで有名です。
ヘダヤットホテルというホテルに宿をとりあえず取りました。
住所はわからん。なんせペルシャ語なので。ショハダー広場からキャリームハーン要塞の横の道を川の方へ進み、要塞を過ぎてさらにまっすぐ50mくらい進むとあります。一泊シングル400000レアル。トマンだと40000トマンです。トマンとレアル、二つ単位があるので気を付けてください。
Wi-Fiあり、シャワー◎。てな感じ。
次の日早速ペルセポリスへ。
カラーンディーシュのバス停のミニバス乗り場からペルセポリスに行きたい旨を伝えるとバスを教えてくれます。
値段は15000レアル。そこから1時間弱バスに乗り、マルヴタシュトの街で降ろされるので、そこからタクシーを捕まえましょう。ペルセポリスまで70000レアルで僕はいけました。
なんかそこで会ったイラン人に
友達が日本語勉強してるからあってあげて
と言われ電話させられ、後で会うことになりました。
このときは面倒くさいと思っていたのですが、後々助かりました。
ペルセポリスは意外と入場料が安く15000レアル。ただカバンを持って行っても預けなきゃいけないのでご注意を。
中に入ると見ごたえのある門がお出迎えしてくれます。
反対側にはよく見る、羽根のある顔が人間で身体がライオンの像が。ペルシャって感じです!
紀元前500年くらいにダレイオス一世によって作られ、紀元前300年くらいにアレキサンダーによって陥落された街です。
綺麗に残っているレリーフが見応えがあります。
ペトラやエローラの様に岩壁を掘って作られた建物もあり。
シーラーズからすぐ来れるので来る価値は多いにありですね、
意外と小さいので2時間位で見終わっちゃいます。帰りも同じルートで帰りますが、人が集まらないとミニバスは発車しないので時間がかかることも…
街に戻り、街を探索。
有名らしいバザールのバザーレ・ヴァルキール
閑散としています。昼だから?ラマダン中だから?
マスジェデ・ヴァルキールにも
入場料は15000レアル。
これが真珠のアーチを呼ばれる最高傑作。
こんな綺麗なタイル張りの建物は見ていて、とても芸術的な物を感じます。まぁゲイジュツセンスなんてありませんが、僕には(笑)
そしてキャリーム・ハーン要塞にも
中は入らなくていいかな(笑)
その日の夜紹介された日本語が喋れるイラン人のマリヤさんと会ってみました。
なんか7年前だかにおしんだか何だかを見て日本にハマり以後勉強を1人でしていたそう。
ちなみに絶賛日本人の彼氏募集中だそうです。
そして隠れキリシタンなのでイスラム教じゃないみたい。
イランって全員イスラム教だと思っていたけど、結構他の宗教の人もいるみたい。もちろん警察に知られると大変なので隠れだそうですが。
他にも音楽の演奏が禁止されていたり、今はラマダンなので日の出から日の入り迄断食しなければならなかったり(ホント誰もいないのかってくらい日中は人がいません)、中国の様にインターネットすら規制されていてGoogleやFacebookが使えないなど色々縛られている様ですが、基本皆さん隠れて法律を無視しているご様子。
でもインターネットはイランに入る前にVPNという”イランからインターネット使ってないよ、違うとこから使ってるよ”とごまかすソフトを入れておかないと、調べ物すらできなくなってしますので気をつけてください。ちなみにイランに入るともうVPNはダウンロード出来ないそう。
でもイランの皆さんは業者に頼んでVPNをPCに入れてるみたいなので、なんとかはなりそうですが。
ちなみにPCにはフリーゲート、iPhoneにはオープンドアというソフト、アプリをそれぞれ僕は入れています。
知らぜざるイランの世界に触れた1日でした。
キャリーム・ハーン要塞の北側の道にあるいつも行列ができているアイス屋さん。
トルコ風アイスで結構美味しいです。アイス20000レアル。アイス入りキャロットジュース25000レアル。ジュースは微妙だった・・・