長期海外旅行・留学打つべき予防接種【4つ】

長期海外旅行・留学打つべき予防接種【4つ】

世界一周や長期旅・または留学で悩むことっていくつかありますよね。語学・持っていくもの・お金の管理・航空券・保険、そして予防接種。

予防接種ってどうしていますか。もしかしたら受けないという人もいるかも知れません。もちろん受けたとしても病気にかかる素振りすらない人も多いでしょう。でも予防接種は予防。保険のように万が一のための備えとしてとても必要なものとなります。

今回は世界2周経験者の僕が予防接種と旅で聞いた病気関係の話について説明して予防接種の必要性とどんなものがあるか、どれを受ければいいのかお話します。ぜひご参考に!

ただ僕は医療従事者ではありません。あくまで経験と聞いた話などをおりまぜて旅人に最低限必要かもしれないというお話をします。100%信用はやめてください。

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長期で海外行く場合の予防接種の種類

そもそも海外に行くにあたってどんな予防接種を受けるべきなのでしょうか。厚生労働省検疫所では以下のものが推奨されています。

病気の名前と簡単な症状をまとめます。

  • 黄熱病:主に熱帯地域で蚊による感染。頭痛、悪心・おう吐がみられ死亡率は5%~60%と広い。
  • A型肝炎:食べ物・飲み物から感染。アジア、アフリカ、中南米などに存在。食欲不振、全身倦怠感、腹痛、おう気・おう吐、発熱、下痢、黄疸などの症状が起こり1ヶ月近くの集中治療が必要な場合もある
  • B型肝炎:性行為・注射・入れ墨など血や体液から感染。1~6ヶ月の潜伏期間で全身倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、褐色尿、黄疸などの症状。10~20%の人は治らず肝硬変、肝がんになる人がいる。大体は3ヶ月で治る
  • 破傷風:傷口から感染。感染するとけいれん、呼吸困難、脳炎がみられ集中治療が必要。死亡率高め
  • 狂犬病:犬を含め動物に引っかかれる・噛まれることで感染。発症したら100%死亡。症状は行動がおかしくなってきます。海外で動物に引っかかれたり、噛まれた場合はすぐに病院にいってその旨を伝えましょう
  • ポリオ:汚染水などを通して感染。筋肉などに麻痺を生じる。死亡率は15-20%で治療法はないが、ワクチンによる予防はできる
  • 日本脳炎:蚊を媒体に豚などから感染。高熱・頭痛・嘔吐などの症状を引き起こし20~40%の人が死亡。完治した後も後遺症が残る可能性大
  • 髄膜炎菌:米国、オーストラリア、英国、カナダ、アフリカなどで感染。最初は風邪のような症状だが進行が早く1~2日で死亡する例も。ワクチンなどで予防可能。

意外とたくさんありますね。とりあえず一通りは覚えておくのがいいでしょう。自分の行く地域や状況によって判断するのがいいと思います。

ただ予防注射は日本では基本的にタダではありません。どれをするべきか悩みますよね。それでいくつかピックアップしました。

最低限打つべき予防接種

最低限打つべきというより、おすすめの4つをご紹介すると

A型肝炎、黄熱病、狂犬病、破傷風

です。それぞれ説明していきます。

A型肝炎

まず食べ物や飲み物から感染するということ、B型肝炎は正直性行為やタトゥー、薬などをやらなければ基本的には問題ないと思います。

ただA型肝炎は生きるのに必要な食べ物や飲み物から感染するので、必ずしなくてはいけないということになります。食べる以上A型肝炎の予防接種を受けないという選択肢はないと思います。

黄熱病

これはいろいろな国で入国で見せなくてはいけないとかイエローカード(黄熱病ワクチンを打ったという証)を携帯しなくてはいけない、とか色々言われています。

僕は正直50カ国以上旅して一度も提示を求められたことがありません。ただ海外は気まぐれです。最悪入国拒否もあるので持っておくに越したことはありません。また蚊に刺されるのを100%避けれる人もいないでしょう。

狂犬病

これは打ちましょう。発症したら100%死にます。狂犬病ワクチンも発症を遅らせてくれるだけで、噛まれたらどのみち病院にいかなくてはいけませんが、病院がすぐあるものだと思ったら大間違いです。

山間部や離島などないこともザラです。また思っている以上に海外は野良犬が多いです。てか飼われている犬も放し飼いというのも多いです。これだけは必ず打ちましょう。

知り合いはフィリピンの英語留学中にエサをあげていた犬にあげるタイミングが悪く噛まれる形になりました。セブで中心街だったためすぐに病院がありましたが医者からは怒られたそうです。

破傷風

破傷風菌は土壌にいて、アウトドア、ガーデニング、スポーツなど日常生活でも入り込んでくることがある菌です。傷口から感染します。よく錆びた釘で引っ掻いた傷から破傷風になるというのを聞いたことがあります。

どんな小さな傷からでも入り込み、神経がやられ死亡率も高めです。土壌やかすり傷は生きているうえで切り離すことはできないと思います。必ずワクチンを摂取しておきましょう。

以上がおすすめというより僕が打つべきだと思うワクチンです。ほかはなぜ切り離したのか簡単に説明します。

打ったほうがいいけど、必須から外した予防接種の理由

まずはB型肝炎。上でも挙げましたが異性交友目的や薬やタトゥーが目的でない限りちゃんとしている医療機関を利用する場合は必要ありません。逆に目的なら必ず打ちましょう。

ポリオ

  • 5歳以下がかかりやすい
  • 90%以上の人が症状が出ずに知らない間に免疫ができている
  • WHOの撲滅運動により流行国は3カ国

などの理由でそんなに必須のワクチンではないと判断できます。ただアフガニスタン、ナイジェリア、パキスタンの3カ国と中東、アフリカでは以前発生の報告はありますので、行く場合は注意しましょう。

日本脳炎ポリオは小学校で予防接種を受けている可能性が非常に高いです。ですので日本脳炎も除外しました。ただ年代や時期によって受けていない人がいるみたいなので、ご確認ください。⇒こちら

髄膜炎菌。これは正直僕は最近知りました。ですので僕が旅している間は予防接種を受けてませんし、話も聞いたことがなかったです。よく発生しているアフリカには髄膜炎菌ベルトという地域があるようですが2010年以降大規模な予防接種キャンペーンをしていてA群といわれる髄膜炎菌は劇的に減少したようです。

でもサハラ以南のアフリカ、西のセネガルから東のエチオピアに渡って広がる髄膜炎ベルトに行く方はワクチンを検討したほうがいいかもしれません。

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予防接種日本で打つか海外で打つか

打つものが決まれば後は予算の問題。僕が世界一周前に打ったワクチンは破傷風・A型肝炎・狂犬病でした。

それで合計で5万円くらい。その後僕は南米から世界一周を始めたのでブエノスアイレスで黄熱病のワクチンは無料で受けれました。

ただ情報によるとブエノスアイレスでの無料黄熱病ワクチンは予約制になり1ヶ月ほど受けるまでにかかるようです。こちらが予約サイト。アカウントを作って予約するようです。Chomeを使って開けばある程度自動翻訳をしてくれます。

https://www.argentina.gob.ar/vacunarse-contra-la-fiebre-amarilla

料金はタダ。時間がかなりある方はどうぞ。現在ブラジルでも無料で黄熱病のワクチンが受けれるという話を聞きますが、ブラジルへはVISAが必要なため、どちらも一癖ありますね。

日本で受けるメリット・海外で受けるメリット

日本で受けるメリットは一言でいえば安心ですよね。

  • 日本語でOK
  • 日本円でOK

お金に余裕がある方や南米経由で旅をする場合は日本である程度受ける必要があります。

海外で受けるメリットは安いの一択。ただ言葉は通じません。もしアジア経由の場合はタイのバンコクに旅人に有名なスネークファームという予防接種を安く受けれる場所があります。

お値段などや予防接種の種類はここが詳しく書いてありました。

https://4travel.jp/travelogue/10442104

一度バンコクで予防接種を受けてからスタートするのもありでしょう。ただ注射は2回、3回打つ場合もすぐに打てるわけではありません。ある程度期間を開けなければならないため、1ヶ月以上バンコクに滞在することになるかもしれませんので、ビザはご注意です。30日以上滞在の場合はビザが必要となります。

日本人の旅人御用達で日本人に慣れているのと日本に比べて安い、というのがおすすめできる理由です。もちろん最低限の英語は必要だと思いますが今の時代どうとでもなるでしょう。

マラリアやエボラ出血熱に関して

これらも旅となるとなかなか切り離せない病気で「蚊」から感染する病気です。どちらも発生地域では長袖をきたり蚊帳で寝るなど必ず蚊の対策はしましょう。

この2つにワクチンはありません。エボラ出血熱の場合は治療薬もなく体力を回復させつつ体に頼る形になるようです。

マラリアは近年有名な世界一周夫婦が亡くなったので知っている方も多いと思います。高山病と勘違いして放置して死亡してしまったようです。マラリアはマラリアを疑わないと気づかない場合が多いです。マラリア発生地域で発熱に伴い、倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛など風邪のような症状が起きた場合は必ず病院に行きましょう。

薬は基本的には一日1錠か一週間に1錠マラリア予防薬というのを飲みます。日本でも買えるところでは買えますが現地には絶対置いてある薬でお値段も10錠で100円ちょっと。(国によります)これを3ヶ月超えない程度に服用し続けます。

また90%のマラリアになった人が治るという緊急治療薬もあります。両方とも買っておくのがいいでしょう。旅人の中には予防薬を飲まずアフリカ縦断した人もいますが、正直自分の命を賭けの対象として何が楽しいのかわかりません。そこは節約をする場所でもありません。

マラリアについてはJICAに詳しい説明があったのでマラリア発生地域に行く場合はしっかり予習をしましょう。

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まとめ

もちろん予防接種は病気にならないとお金の無駄になります。ただなった場合やなる可能性のある事態が起こった場合は命を救います。

この保険をかけるか掛けないかはあなた次第ではありますが、自雑願望者でもない限り予防接種は受けておきましょう。タイに行けば安くすみます。

基本的に動物からの傷、蚊に刺されることこの2つは十分注意して行動しましょう。海外は存外野犬が多いです。昼間おどおどしていてもなぜか夜にハイになる犬もいます。

もう一度いいますが、予防接種は命に関わるものなので必ず受けましょう。節約する場所ではありません。

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