キジ島へ行くための港町・ペトロザヴォーツク

ガタンゴトンという音で目を覚ます。軽快な電車の音で昨夜は即寝してしまって、起きたら完全に朝だった。と言いつつも部屋が同じだった他の3人はとっくに起きていた。とりあえず車両の管理人の人に紅茶をお願いして(料金は発生します)外を見ると見慣れない景色が流れていた。

ここはモスクワからカレリア共和国のペトロザヴォーツクに向かう電車の中だ。とりあえず、紅茶を飲みながらぼーっとしていると隣の席の女の人が話しかけてきた。

「どこから来たの?」

大抵外国人と初対面で話す時はこの言葉から始まる。彼女はペトロザヴォーツクに住んでいて、今はロシアのクラスノダール地方からバカンスの帰りだという。クラスノダールというと聞き覚えがないが、オリンピックが開かれたソチという街もこの地方にある。寒いイメージのあるロシアの中でかなり温暖でリゾートバカンスに人気の地方のようだ。

ロシアでは実は英語はかなり通じない。ただ若い人の中には通じる人もいて彼女もその一人のようだ。彼女はペトロザヴォーツクについて色々教えてくれた。基本的に僕がペトロザヴォーツクに行く理由は”キジ島”であって、それ以外は全く知識はなかった。

カレリア共和国はロシアの中にある共和国の一つでフィンランドとの国境近くにある。なのでフィンランドの文化も入ってきている。食べ物も影響を受けており中でもカリトカというパイのようなものは必ず食べてほしいそうだ。あとはこれはロシアの食べ物なのかカレリア共和国の食べ物なのかはわからないのですが、クレープにイクラ(日本のイクラとは少し違って塩づけの筋子に近い感じ)をのせた食べ物も美味しいらしい。

またカレリア共和国には有名な名産のお茶があるらしい。イヴァンチャイと呼ばれるそれはカレリア共和国に生える植物で作るお茶で、彼女もソチの友達に買っていったくらい有名な名産のよう。これは是非とも飲まなければ。

電車は休憩をはさみペトロザヴォーツクに進んでいく中、彼女のおかげでペトロザヴォーツクをだいぶわかった。これだから旅は楽しい。

列車はペトロザヴォーツクに付き彼女に別れをつげ、まずは予約していたホテルに向かう。向かうと言っても駅の隣にあるホテルだ。

Piter Inn アドレス:Ploschad Gagarina 1, 185035 ペトロザヴォーツク, ロシア

一泊はやはりホテルなので6238円で高め。ただシングルのビジネスホテルでかなりキレイでレセプションもしっかりしている。

ホテルに荷物をおいて早速街へ!少し歩いたところのキオスクに早速カリトカがあったので買ってみた。

素朴な味でパイにコロッケの中身がある感じ。何の料理にでも合いそう。現在午前12時。2時半くらいのキジ島への船のチケットを買いに港に向かってみた。予定では今日キジ島にいって、明日街をブラブラする予定。ここペトロザヴォーツクへいったのはお盆、つまり夏なのにダウンを着ている人までいる。僕ももちろん半袖ではいられずにスウェットをずっと着ていた。

ペトロザヴォーツクの街はのんびりとした田舎の県庁所在地といった感じ。

とりあえず行った国ではだいたい行くショッピングモール
海が見える街っていいですよね。

海岸線をチケット売り場に向かって歩いていくと30分くらいで着く。ただここで失敗に気づく。

「すいません、今日の船のチケットください。」

「今日の分はもうないわ。」

「え?」

嫌な予感はしていたのだけど、やっぱりそうか。カレリアホテルにメールして予約するのが一般的みたいだけど、予約しないで乗れると思っていたのは甘かった。しょうがなく次の日のチケットを買い、次の日にしようとおもっていた街歩きをはじめた。

海岸の公園にはストリートピアノもあってひっきりなしに誰かが引いていた。

海岸は公園があって街の人の憩いのスポットとなっていた。ロシア人は必ず散歩を一日に一回するという噂があるしハバロフスクも川沿いにこんな公園があった。

その後は先程のショッピングモールでイクラクレープを食べてみた。なんだろう見た目はおぞましいけど意外に行ける笑

すこしホテルに戻って休んでから夕食を食べに行こうとしたが、ここはかなり上の位置にあるため夜8時になっても夕焼けがでている。夕食は電車であった席が隣だった女の人に教えてもらった カレリスカヤ・ゴルニツァ というレストラン。ここはロシア料理ではなく、カレリア料理が食べれる有名なレストランらしい。

料理はすこし高いが、かなり美味しい。店の雰囲気も流れてくる音楽もカレリア共和国のもの。昔はやったヴァルティナという音楽グループ。なんか聞いたことあると思ったけど、カレリア共和国の歌手グループだったんだ。ほんとに聞いたことあるかは謎で、こんなを聞いたことがあるかもしれないというレベルだけど。

スタッフもカレリア共和国の衣装らしい
魚のステーキ。美味しかった!

そして1番の目的のイヴァンチャイ!

独特な香りと味がする。日本では感じたことのない味。甘い風味の中に香ばしい感じもある。でも美味しい。お茶のように様々なフレーバーもあるらしいがストレートが1番おいしい味だと思う。フレーバーは飲まなかったからわからないけど。

かなり美味しかったので、結局このお店2回行ってしまった。高いのだけれど、もうバックパッカーではないし。次の日のキジ島にそなえ今日はホテルに戻って早めに休み事に。

次はロシア1番の目的地キジ島編!

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